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ごろうやまこふん
五郎山古墳
【FURUHATA Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日) 平成17年08月27日
データ作成日 平成18年09月25日
最新データ更新日 平成18年09月25日
探検日誌・ブログ版

史跡指定 国指定史跡 昭和24年7月13日
所在地 福岡県筑紫野市大字原田字五郎山アクセス Yahoo!地図
見学 石室見学は事前(5日前まで)に五郎山古墳館へ予約。
【種類】

円墳
2段築成。

丘陵上に作られ、一段目は丘陵を削って形を整え(地山整形)、二段目は土を薄く突き固め、層を重ねて盛る(版築技法)。

【サイズ】


径:約32m
高さ:約6m
整備後高さ:7m

【築造年代】

6世紀中ごろ
 



↑古墳前の説明板

↑古墳前に展示されている古墳模型。


【古墳発見の経緯】

昭和22年(1947)3月に、盗掘孔が陥没して石室の一部が発見された。
同年11月に、福岡県教育委員会が発掘調査を行った。

←きれいな2段になっいる。

【テラス】

幅1.5m〜2.3mのテラス(1段目上)が巡る形になっているが、これは崩れにくくするためとのこと。

【周溝】

幅2m、
深さ0.3m。

 

↑石室入り口は
鍵がかかっている。
南南西面に開口。 
 
【埋葬施設】
・横穴式石室

前室と玄室と羨道から成る複室構造。
割石によて積築されている。
羨道は狭くて低いが、追葬ができる構造。

【サイズ】
全長:11m以上
後室長:約4.5m
後室巾:3m強
後室高さ:約4m

 

石室復元図→
パンフレットより。

 

【壁画】

玄室の奥壁、側壁と玄門の袖石に赤・黒・緑の三色で描かれている。

人物・舟・馬・同心円文赤黒緑色
太陽・星を表すか同心円文と珠文など。

舟は魂を黄泉の国へ運ぶもの、靫や弓などの武具は魂を守護するものと考えられていた。
これらのものが人物より大きく書かれていることから、「死者への鎮魂」を願って描かれたものと考えられている。


↑3つの靫と弓、舟が人物に比べるとかなり大きく描かれている。
 


←『五郎山古墳館』にある実物大の石室の模型。内傾しているが天井は高い。

細い羨道が電動で左右に開き、玄室の壁画が鑑賞できるようになっている。
すごい設備だ!

【出土遺物】

盗掘を受けており、金環(耳輪)・管(くだ)玉・勾(まが)玉、刀子(とうす)、須恵器他が残るのみだった。
【五郎山古墳館】

古墳の丘陵の麓にある。壁画のレプリカやビデオが見られるのでぜひ行っておきたい。

■所在地
福岡県筑紫野市原田三丁目9番地5

■開館時間
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日
月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日〜1月4日)

■入館料 無料

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福岡県の探検古墳一覧

 

東アジアの装飾古墳を語る

出版社:雄山閣
発売日:2004/02/01
サイズ/ページ:26cm/
定価:2,310 円(税込)

キトラ・高松塚古墳の壁画の世界(高松塚古墳の壁画
高句麗の古墳壁画との関連 ほか)
北部九州の装飾古墳とその展開(装飾古墳のはじまり
形象図文の登場 ほか)
高句麗古墳壁画と古代日本(高句麗壁画古墳の類型化
高句麗壁画に写る日本の古代 ほか)
古代東国の壁画古墳とその問題点(東国壁画古墳の分布
虎塚古墳の壁画 ほか)
パネルディスカッション「古墳壁画の出現とその展開」(壁画古墳の系譜
四神について ほか)  

装飾古墳が語るもの―古代日本人の心象風景

古代日本人の心象風景

著者:国立歴史民俗博物館
出版社:吉川弘文館
サイズ:単行本/201p
発行年月:1995年07月
税込 3,150 円

日本美術の原点「装飾古墳」。いまだ謎のベールに包まれた仏教伝来以前の、日本人の心や美意識、死後の世界観に、考古・歴史・美術などの第一人者が様々な角度から光をあてる。

【目次】
カラー図版(復元された装飾古墳/辟邪の図文を彫刻した石棺/辟邪の図文を彫刻した石障をもつ古墳/彩色壁画をもつ装飾古墳の出現/古墳壁画の語るもの ほか)/基調報告 装飾古墳を考える/シンポジウム 装飾古墳が語るもの   

九州古墳時代の研究

著者:宇野愼敏
出版社:学生社
サイズ:単行本/342p
発行年月:2003年10月
税込 9,240 円

古墳の発生から終末期まで九州古墳時代の全貌に迫る。

【目次】
第1章 発生期・前期古墳時代の研究(石棺から石室へ―北部九州における古墳発生の推移と画期/豊前北部・筑豊地域の墳墓について―古墳発生期前後の社会像 ほか)/第2章 中期古墳時代の研究(北九州市内出土の古式須恵器/五〜六世紀の豊前北部と筑豊 ほか)/第3章 後期古墳時代の研究(北九州市・曽根平野の古墳(前方後円墳を中心に/後期小古墳群の動向とその背景)/曽根平野における古墳時代後期の土師器について(甕小考/ムラの交流) ほか)/第4章 古墳時代終末期の研究(北部九州の終末期古墳/勝円式土器小考―周防灘式製塩土器について)
九州考古学散歩

著者:小田富士雄
出版社:学生社
サイズ:単行本/324p
発行年月:2000年06月
税込 2,310 円

倭人伝の舞台!九州の遺跡・古墳を歩く。邪馬台国は九州にあったか?倭人伝の国々の遺跡から隼人の装飾古墳まで対馬・壱岐・九州各地の遺跡・古墳をめぐる詳しいガイドブック。

【目次】
「奴国」を求めて/太宰府周辺をまわる/「伊都国」を歩く/ムナカタ族の本拠地を訪ねて/遠賀川流域の遺跡をめぐる/朝倉宮の謎を求めて/耳納山麓と筑後川中流の遺跡をさぐる/磐井の里を歩く/「豊の国」の遺跡をめぐる/宇佐神宮から「風土記の丘」へ〔ほか〕
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