【谷中古墳群中の一基】
古墳群がある付近は阿武隈川の氾濫原であり、3基の古墳が封土を失い、横穴式石室の石材が露出しており、3基一括して、矢吹町の史跡に指定されている
福島県内の代表的な後期古墳の一つであり、三城目(さんじょうめ・矢吹町の地名の一つ)周辺を支配した強大な権力者の墳墓と推測されている。
【前方後円墳】
3基中、一番南にある1号墳は最も大きな石材が露出しており、二度にわたり調査されている
全長50mもの前方後円墳だったとのことだが、封土のほとんどを失い、現在は石室の周囲に僅かに残っているのみである。
▲1号墳前の現地解説板
矢吹町教育委員会
矢吹町文化財保護審議会
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▲東から
1号墳の前に解説板が建っている
巨石を使った横穴式石室
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▲東から
左に建っているのが奥壁で、
側壁が崩れ、天井石が下に
ずり落ちているように見える
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