保渡田古墳群は下記の三つの前方後円墳を中心として5世紀後半に造営された古墳群です。
榛名山南東麓に君臨した首長の墓であり、近隣にある三ツ寺1遺跡は彼らの館の跡だと言われています。
特筆すべきは3古墳に共通する舟形石棺と、八幡塚古墳から出土した大量の人物・動物埴輪群でしょう。
現在「上野はにわの里公園」として整備が進んでおり、八幡塚古墳は、墳丘はもちろん、竪穴式石槨と舟形石棺、埴輪群などが復元整備されており、築造当時の様子を窺い知ることができます。
隣接されている「かみつけの里博物館」では、これらの古墳や埴輪ついてだけでなく、被葬者である王の館や当時の暮らしについても身近に分かりやすく勉強することができます。
勉強した後は、一つ一つの埴輪のユーモラスな表情を見ながら、巨大古墳をゆっくりと一回りするのも楽しいでしょう。 |
【かみつけの里資料館】
古墳群の出土品の展示など
■開館時間
AM9:30〜PM17:00
(入館は16:30まで)
■休館日
火曜(祝日の場合は翌日)/
国民の休日の翌日/
12月27日〜1月5日。
■入館料
一般:200円/
学生(高校生以上):100円/
中学生以下・65歳以上:無料 |