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どうやまこふん(あかぼりむら53ごうこふん) / どうやまこふんぐん
洞山古墳(赤堀村53号古墳) / 洞山古墳群


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洞山古墳群の主墳

「洞山」と呼ばれる小丘陵周辺の17基から成る洞山古墳群の残存する2基のうちの1基 。

上毛古墳綜覧には「洞山」周辺に21基の記載があったといい、記載漏れもあったようなので、それ以上だったかもしれない。

唯一の前方後円墳であることから、中心となる存在だったと思われる。

洞山の頂上の南東斜面に造られた山寄せの古墳である。
 

竪穴式から横穴式への過渡期の石室

斜面に掘り込んで造られているため、前方部より低い位置にある。

横穴式古墳の形式が群馬に入ってきた比較的初期に造られたものと考えられている。

横穴式としては高さが1.25mと極めて低く、割石積みの石は竪穴式の壁を構成するものと似ており、家族墳として造られた横穴式というよりも、単独で葬るために造られた竪穴系に近いと考えられる。(埋葬や副葬品の状態から重葬した可能性もある)

石室の作り方、埋葬方法も竪穴系と横穴系が混在し、過渡期の古墳のようである。
 



▲南側から後円部

草木が生い茂っていて、丘陵と
墳丘の区別もはっきりしない
 


▲洞山の頂上付近にある
赤城神社の石碑

社殿らしきものは確認できない

▲洞山古墳 石室

東南東向きに開口するとのことだが
訪問時には草木に覆われていて、
見つけることは出来なかった

石室の壁面には赤色塗料が
塗られているということである

▲洞山古墳 墳丘

前方部の北側には埴輪の
樹立が確認されている
所在地 群馬県伊勢崎市五目牛町82 (字北通) アクセス
駐車場

伊勢崎市の古墳地図
史跡指定  
別名 堂山古墳
上毛古墳綜覧 赤堀村53号古墳
築造年代 6世紀前半〜中葉
形状 前方後円墳
全長:26m
後円部径:16m 後円部高:2.5m
前方部先端幅:13.5m 前方部高:1.8m
埋葬施設 両袖型横穴式石室 単室構造
全長:5.6m 幅:1.35m 高さ:1.25m
玄室長:3.3m 幅:1.35m 高さ:1.25m 羨道長:2.3m
出土品 墳丘:埴輪(円筒、人物、器財)、土師器、須恵器、
埋葬施設:刀、馬具、武器、玉
周辺施設 葺石
調査暦 1950年8月24日〜28日 群馬大学発掘調査
1980年5月15日
 

探検日(写真撮影日)  2019年04月22日
最新データ更新日  2019年09月24日

【参考文献】
群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館

群馬の遺跡〈4〉古墳時代1―古墳
東アジアに翔る上毛野の首長 綿貫観音山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」119)
スソアキコのひとり古墳部 (コミックエッセイの森)
東国大豪族の威勢・大室古墳群 群馬 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
関東古墳探訪ベストガイド
関東・甲信越古代遺跡ガイド
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【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
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【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
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定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

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