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みさとむら83ごうこふん / ぐんまけんいせさきしはしえまち
三郷村83号古墳 / 群馬県伊勢崎市波志江町
 

※写真は全てクリックで拡大します※


三郷村83号墳

北関東自動車道の波志江スマートICの500mほど北北西に所在する円墳。

伊勢崎市波志江町(旧佐波郡三郷村)に所在し、1935年(昭和10年)の群馬県下の古墳の一斉調査では、三郷村83号古墳と採番されている。

かつて、調査歴はあるようだが、私有地の農地内のため、近年、きちんとした学術調査等は行われていないようで、詳細は不明である。

同一グループを構成する古墳群などの情報は皆無であるが、マッピングぐんまを見ると、「神沢川南遺跡」の範囲内には入っているのかもしれない。

墳丘のすぐ北から西に向かって流れる神沢川の対岸は前橋市土井町となっている。

波志江町は高速道路、主要道路など通り、開発が激しく、現時点で、この古墳の近隣に他の古墳は存在しないが、川と行政区をまたいだ前橋市土井町側には荒砥二之堰遺跡の古墳群など、多数の古墳が所在し、近接している。



▲南側農地から

群馬県古墳総覧〈2017〉」の古墳分布図の三郷村83号古墳の位置に所在する古墳らしき盛り上がり。

標柱等があるわけではないので、確定はできないが、83号墳でまず間違いないと思われる。

「上毛古墳綜覧〈1938〉」には、120尺(約36m)と記載されており近隣の円墳の中でも大きいサイズの円墳で、現在も比較的、墳丘は良く残っているように思われる。



▲南西から
 

▲墳丘南の石

土から付き出している石は
もしかしたら、石室材か?
 
所在地 群馬県伊勢崎市波志江町2-4-1
(佐波郡三郷村大字波志江字諏訪4)
アクセス
駐車場

伊勢崎市の古墳地図
別名 三郷村83号古墳(上毛古墳綜覧〈1938〉)
築造年代  
形状 円墳
全長:120尺(約36m)
埋葬施設  
出土品  
周辺施設  
調査暦
参考文献 『上毛古墳綜覧』 1938 群馬県  

探検日(写真撮影日)  2020年02月03日
最新データ更新日  2020年06月22日

【参考文献】
□群馬県史 資料編3
群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館

群馬の遺跡〈4〉古墳時代1―古墳
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目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

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