←左側にメニューが表示されていない場合はこちら

古の霧TOP群馬の古墳前橋市の古墳 群馬県の探検古墳一覧 

そうじゃふたごやまこふん
総社二子山古墳
【SOUJA-FUTAGOYAMA Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日)  平成14年04月29日
第二回探検日(写真撮影日)  平成16年09月18日
データ作成日  平成15年01月10日
最新データ更新日  平成18年10月06日

史跡指定 国指定史跡 昭和02年04月08日指定
所在地前橋市総社町植野字二子山368アクセス 前橋市(西)の古墳地図


↑前方部から後円部を望む。
くびれと2段担っている様子が良く分かる。


総社古墳群の1基。

【種類】

前方後円墳 主軸:東西
2段築成

【サイズ】
全長:86m
後円部径:45m 後円部高さ:8m 
前方部幅:58m 前方部高さ:8m

【築造年代】
 6世紀末頃

【周溝】 幅20m前後の盾形と推定される。

【葺石】 あり

【埴輪列】 あり

【被葬者】
ここは、崇神天皇の第一皇子、豊城入彦命の墓といわれ、正三位刑部富小路貞直公の筆になる『豊城入彦命』と書かれた碑が立っている。
また、明治三年までは、陵墓参考地として墓丁が置かれていたという。
なお、西大室町にある大室公園の前二子古墳【群馬県前橋市】が、豊城入彦命の墓だという説もある。

↓封鎖されている前方部の石室の内部写真。
側壁には大き目の川原石が積まれている。
下部分は埋もれているよう。
【埋葬施設】
前方部、後円部双方の基壇上に各1つずつ横穴式石室が確認されている。
■前方部
・横穴式石室
・構造:玄室プランは胴張り/持送り
・石積み:乱石積み
・石材:大ぶりの川原石
・後円部石室よりやや古い。
・向き:主軸に直角に南に開口
・1819年開口。

石室長:8.7m
玄室長:4.2m
玄室幅:2.1m

↑現在は封鎖されている。

↑玄室の奥壁。
内部写真が撮れなかったのでガイドブックより。
表面を削って加工した様子が良く分かる。

■後円部
・横穴式石室
・構造:側壁は持ち送り状となり、天井部は幅を減じている。
・石材:加工した角閃石安山岩(榛名山二ツ岳から噴出したと考えられる)
・石組み:一部に切り組手法が見られる。
・向き:主軸に直角に南に開口

石室長:8.6m
玄室長:約7m
玄室幅:3.5m

↑石室の天井石が崩落して閉鎖されている。
綿貫観音山古墳【群馬県高崎市】に次ぐ県内最大規模の玄室。
 

【出土遺物】 出土物の一部は東京国立博物館に。
■後円部 古く開口していたので不明。

■前方部
頭椎大刀、刀子、勾玉、耳環、鈴釧、鉄鏃、長頸壺、瓶、堤瓶、高杯等。

<余談> 江戸時代の末、墓地を造るために掘ったところ石室が見つかり、太刀などの副葬品があったことが、元景寺の住職からの届に書かれている。この太刀は大変立派なもので、拓本が伝わっているが、実物の所在は明らかではない。 
 
←後円部の石室の前に、被葬者魂を慰めるがごとく、彼岸花が咲き乱れていた。

古の霧TOP群馬の古墳前橋市の古墳 群馬県の探検古墳一覧 

 

上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない
inserted by FC2 system