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ほうとうざんこふん
宝塔山古墳/総社町9号墳
【HOUTOUZAN Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日)  平成14年 04月29日
データ作成日  平成15年01月10日
最新データ更新日  平成18年10月06日

史跡指定 国指定史跡 昭和19年11月13日指定 別名 総社町9号墳(上毛古墳綜覧)
所在地前橋市総社町総社1606アクセス前橋市(西)の古墳地図

墳頂には、藩主であった秋元氏の墓地(市指定史跡)がある。
余談だが、秋元氏は近隣の農民の為、天狗岩用水を引くことに尽力したとのことで、人々には慕われていたようである。
この天狗岩用水は古墳群の中を現在も流れている。
総社古墳群中の1基。

【種類】

方墳
基壇のある

【サイズ】
東辺:54.5m
西辺:51.2m
南辺:49m
北辺:42.2m
高さ:11m

【築造年代】
7世紀末〜8世紀初頭

【調査暦】
昭和29年度調査内部構造実測群大史研調査
昭和41年度群大史研調査、石室調査と復元
昭和44年度復原事業

↑羨道から前室、玄室へと続く。
壁面の見事な加工技術には、これが本当に古墳かと疑い、古代の人々を見くびっていた、と深い衝撃を受けた。

【埋葬施設】
・横穴式石室
・構造:複室構造(羨道、前室、玄室で構成される)
・向き:南西に開口
・羨門前には平面台形の前庭部が広がる。
・玄室:正方形
・石材:角閃石安山岩の戴石
・截石切組積/壁面は精巧に加工した切石を使用して積み上げ、随所に切組積の手法
・天井石は四辺をL字に欠き取られ、上から側壁に押し込む形で組み込まれている。

・石室全長:12.4m
・玄室長:3.3m 
・奥幅:3.02m

【装飾?】

壁面には漆喰が塗られていて、壁画があった可能性も指摘されている。


←石室と家形石棺

【家形石棺】
・底部は四辺ともに格狭間様(こうざまよう)に掘られ、古墳への仏教文化の影響を物語っている。
 

←玄室内の家形石棺。
底の部分の格狭間様の高い石材加工技術に感動!



【出土遺物】
古く(中世?)開口していたので不明。
石棺の八角形の穴の蓋石は総社資料館蔵。

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続日本古墳大辞典  

この10余年間に調査された1800基の情報を集成し古墳時代研究には必備の基礎資料。前著刊行後に調査された古墳、前著に収録の古墳で再調査されたもの、さらに横穴墓、埴輪・須恵器・玉作りなどの生産遺跡も収録。執筆は全国の第一線の研究者300氏が担当し最新の正確な情報を提供。挿入図版950余点。

 
上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

 

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