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じゃけつざんこふん
蛇穴山古墳
【JAKETSUZAN Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日)  平成14年04月29日
データ作成日  平成15年01月10日
最新データ更新日  平成18年10月06日

築造年代8世紀初頭史跡指定 国指定史跡 昭和49年12月23日
所在地群馬県前橋市総社町総社1587-2アクセス前橋市(西)の古墳地図


総社古墳群中の1基。

玄門は冠材を格狭間状にくりぬくなど、石材加工技術のすばらしさに仏教文化の影響が見られる。宝塔山古墳とその南西に近接する白鳳期に建立された山王廃寺の石造品に共通の石材加工技術であり、2古墳と寺院の造営が並行して進められたと考えられている。

【種類】

方墳
基壇のある

【サイズ】
東西:約43m
南北:約39m
高さ:6.5m

復元想像図→

【周濠】 あり

【葺石】 3列

【調査】
昭和50年度調査・市調査団調査

↑玄門。羨道がなく、いきなり前庭部が広がる。
玄門上の冠材は見事に格狭間状にくりぬかれている。
【埋葬施設】
・横穴式石室
・構造:両袖型/玄門と玄室からなり羨道をもたない特殊な形
・向き:南南西
・石積み:截石切組積/奥壁、左右壁、天井石とも加工された1枚の巨岩
・天井石、奥壁などの縁はL字形に切り込んで壁の石と組み合わせている
・玄門は冠材を格狭間状にくりぬいてある。
・壁面には漆喰の跡が見られる。

【サイズ】
玄室長(西):3m
幅:2.6m
高さ:1.8m

【出土遺物】
古く開口していたので不明

←壁の全てを大きな一枚岩の作られた玄室。
石材の表面は水磨きされたらしい。見事。
上毛野田道命の墳墓」説
豊城入彦命の子孫、田道命は、天皇の命令で朝鮮の新羅を攻め、大きな功績をあげて凱旋したという人物。
まもなく、東国の蝦夷を打つことを命じられて、はるばると下ったが、上総国伊寺の水門で討死したという。国府の近く、王宮のあった総社に塚を築いて葬られ、それが蛇穴山古墳であるという。
蛇穴の名はその後、田道が死んだため勢いを取り戻した蝦夷が田道の墓をあばこうとすると、中から大蛇が表れて毒気を吹きかけて蝦夷を殺してしまったことからついたらしい。
余談だが、その後、この大蛇は、ときどき姿を現し小動物を食べたり、田畑の作物に被害を与えていたので、村人たちは、村の娘を一人、人身御供をたて、大蛇に捧げたという。その娘の霊をなぐさめようと、村人たちがを造ったという薬師像が、元総社町の北部、阿弥陀寺にある。

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続日本古墳大辞典  

この10余年間に調査された1800基の情報を集成し古墳時代研究には必備の基礎資料。前著刊行後に調査された古墳、前著に収録の古墳で再調査されたもの、さらに横穴墓、埴輪・須恵器・玉作りなどの生産遺跡も収録。執筆は全国の第一線の研究者300氏が担当し最新の正確な情報を提供。挿入図版950余点。

 
上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

 

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