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なかふたごこふん
中二子山古墳
【NAKA-FUTAGO Mounded Tomb】

探検日(写真撮影日)  平成15年07月13日
データ作成日  平成15年12月10日
最新データ更新日  平成18年10月06日


史跡指定 国指定史跡 『後二子古墳ならびに小古墳』 昭和2年4月8日
所在地
前橋市西大室町内堀1501他 大室公園内 アクセス 前橋市(東)の古墳地図

↑後円部。大きいので全景はうまく取れなかった。円筒埴輪列がきれいに復元されている。


↑古墳実測図。現地でゲットしたプリントより。
大室古墳群中で最大。

大きさや内容から赤城南麓地域を支配していた大豪族の勢力が最も栄えた頃の首長の墓と考えられる。

【種類】

前方後円墳
2段築成

【サイズ】
堀を含めた全長は170m
墳丘全長:111m
前方部の幅:79m
後円部直径:66m
高さ:15m

【築造年代】
6世紀後半

【特徴】
古墳の平面形は前方部が発達しており、前方部と後円部の高さがほぼ同じ。

下段平坦面を幅広くとる特徴があり、前方部北側のコーナーがやや突出し、左右非対称の平面形となっている。

墳丘の構築方法は、下段の中位までは整形した自然地形で、それより上に盛り土される。

【調査】
平成5年・6年に前橋市教委が史跡整備に伴う範囲確認調査

【埋葬施設】
・横穴式石室
未発掘だが、地価レーダー探査、電気探査の結果、後円部に横穴式石室の存在が推定されている。

【出土遺物】
墳丘上部の平坦面や中堤には、
様々な形象埴輪や円筒埴輪列。


【周堀】
幅の広い内堀と外堀が二重に巡る。

【葺石】
北側中堤内面と墳丘斜面部。
大小の山石、河原石を使用し、平積、横積など。
工法的には視覚を意識したものであり、遠望できる個所には大型石材を使用している。

【埴輪列】
■円筒埴輪
・中堤の内外縁、下段平坦面、墳頂部にめぐらされ、3000本が立てられていたものと推定。
・基本的には5条突帯であるが一部4条突帯も使用。
・北側中堤には人面が線刻で描かれた円筒埴輪。
■形象埴輪
・人物、盾持人、器財(翳、鞆、靫、大刀)が出土。
・盾持人物埴輪が中堤上に密に設置
■器財埴輪
・後円部墳頂におかれた。
・人物埴輪や大刀形埴輪、須恵器高坏形器台や提瓶などは後円部南側の中堤上に設置。

中二子古墳の埴輪には、粘土に含まれる微小化石(海綿骨針)と埴輪製作時に割れるのを防ぐために混入する砂(結晶片岩)が含まれていた。


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続日本古墳大辞典  

この10余年間に調査された1800基の情報を集成し古墳時代研究には必備の基礎資料。前著刊行後に調査された古墳、前著に収録の古墳で再調査されたもの、さらに横穴墓、埴輪・須恵器・玉作りなどの生産遺跡も収録。執筆は全国の第一線の研究者300氏が担当し最新の正確な情報を提供。挿入図版950余点。

 
上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

 

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