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うしろふたごこふん
後二子山古墳
【USHIRO-FUTAGO Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日)  平成14年00月00日
データ作成日  平成15年02月12日
最新データ更新日  平成18年10月06日

史跡指定 国指定史跡 『後二子古墳ならびに小古墳』 昭和2年4月8日 別名 荒砥第55号墳(上毛古墳総覧)
所在地
群馬県前橋市西大室2616・2617
前橋市西大室町内堀2616他 大室公園内
アクセス 前橋市(東)の古墳地図

↑石室へ至る墓道。
大室古墳群中 の一基。

【種類】

前方後円墳
2段築成

【サイズ】
全長(堀含む):106m
墳丘長:85m
前方部幅:55m
後円部径:48m
後円部高さ:11.1m

【築造年代】
6世紀後半
─────────────────────────────
【墓道】
石室に出入りするために、石室前面に溝状に地面を掘り込んだ墓道がある
深さ0.9m/幅2m/長さ12m

周堀に接した部分には外部から墳丘への渡りがある。

【周堀】 不明盾形の周堀をもつ。

 【調査暦】
平成3年、前橋市教委が範囲確認調査。

↑石室は巨石が組まれ素晴らしいが、崩落防止のためか、つっかえ棒のようなものがあり、ちょっと興ざめ。
【埋葬施設】
・横穴式石室
・構造:両袖形/羨道、玄室からなる単室構造
・向き:主軸にほぼ直交し南側に開口
・石積み:奥壁は1石2段積で、左右側壁は2〜3段
・石材:安山岩塊石(山石)
・羨道に框石が設けられ、玄室に向かって1段下がる
・天井面には天井に接して疑似「まぐさ」石が架構
・床面から1メートルの高さまで袖の形が認められ、それより上は袖なしの形状
・玄室の中央には間仕切石が設置され、奥には遺骸とともに装身具・大刀など、手前には武具・馬具・須恵器などが置かれた。

【サイズ】
全長:8.9m
玄室長さ(右側壁):4.7m
幅:2.6m
高さ:約2.3m

【出土遺物】
■墳丘の埴輪列より
 犬、鶏、家などの埴輪が出土
 円筒埴輪列の中には親子猿のついたものもあり
 武具……大刀2振、大刀金具3、小刀2振り、鉄鏃若干
 装身具…金環11個、馬具……轡片、須恵器…高坏

■石室の入り口前】
 儀式につかわれたと思われる土器の一群。
 土器…土師器(甕、鉢、坏)、須恵器(高坏等)
 鉄器等(小刀等)、焼土(火を焚いたあと)
 出土した土器は6世紀後半から7世紀前半にかけてのものがみられる。

土器の特徴から葬られる死者と最後の飲食を共にする儀式が行われたか。こうした儀式が何回か行われたと考えられる。

【埴輪列】
下段平坦面の中央にある
■円筒埴輪
朝顔形円筒埴輪や親子猿と犬が付いた円筒埴輪も使用。
■形象埴輪
人物、馬、盾、靫、鞆、翳、大刀。
前方部の北側の下段墳丘平坦面から馬形埴輪に付けられた装飾部品が出土。この装飾部品は大阪府四天王寺の人物がのる馬の装飾部品とうり二つであるため、四天王寺の馬と同様の埴輪が存在していたことが考えられる。


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続日本古墳大辞典  

この10余年間に調査された1800基の情報を集成し古墳時代研究には必備の基礎資料。前著刊行後に調査された古墳、前著に収録の古墳で再調査されたもの、さらに横穴墓、埴輪・須恵器・玉作りなどの生産遺跡も収録。執筆は全国の第一線の研究者300氏が担当し最新の正確な情報を提供。挿入図版950余点。

 
上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

 

 

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