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群馬県の探検古墳一覧


うしろふたごこふん / おおむろこふんぐん
後二子古墳 / 大室古墳群
【USHIROFUTAGO / OMURO Mounded Tombs】

探検日(写真撮影日)  平成14年00月00日
第二回探検日(写真撮影日)  平成28年03月03日
データ作成日  平成15年12月10日

最新データ更新日  平成29年11月26日


史跡指定 国指定史跡 『後二子古墳ならびに小古墳』
昭和2年4月8日指定
別名 荒砥第55号墳(上毛古墳総覧)
築造年代 6世紀後半 所在地 群馬県前橋市西大室2616・2617 (旧荒砥村)
前橋市西大室町内堀2616他 大室公園
形状 前方後円墳 2段築成
全長(堀含む):106m 墳丘長:85m
前方部幅:55m
後円部径:48m 後円部高さ:11.1m
アクセス
駐車場

▲大室公園の駐車場は北側と南側の二箇所 
埋葬施設 両袖形の横穴式石室 単室構造(玄室、羨道)
全長:8.9m 玄室長さ(右側壁):4.7m
幅:2.6m 高さ:約2.3m
出土遺物

【石室】 大刀2振、大刀金具3、小刀2振り、鉄鏃若干
金環11個、轡片、高坏
【石室の入口前(儀式用の土器?)】 
土師器(甕、鉢、坏)、須恵器(高坏等)、鉄器等(小刀等)、焼土(火を焚いたあと)
【墳丘の埴輪列】犬、鶏、家などの埴輪
 円筒埴輪列の中には親子猿のついたものもあり

周辺施設 【周堀】
【墓道】石室前面に溝状に地面を掘り込んだ
深さ0.9m 幅2m 長さ12m

大室古墳群中の一基。

大室公園内に整備されている。

北西に隣接する小二子古墳と一括で、『後二子古墳ならびに小古墳』
として国指定史跡となっている。

前二子古墳と同様、明治11年、
石室が調査された。


▲古墳北側に設置の説明看板


【被葬者について】
被葬者は石室から発見された
耳環より、少なくとも6人はいたと
考えられている。

また、発見された歯を鑑定した結果、
熟年女性のものだった。

この古墳群は上毛野氏の墳墓では
ないかと言われている。
隣接する
前二子古墳
毛野氏の祖とされる
崇神天皇の
第一皇子、豊城入彦命の墳墓
であり、この後二子古墳が
豊城入彦命の三世孫に当たる
御諸別王のものという説もある


▲北側から
左が後円部、右が前方部

▲南西から

小二子古墳と同様、半地下式の横穴式石室
(下段平坦面を一部掘り込んで墳丘盛り、土量を少なくする工夫が見られる)

▲前橋市教育委員会のパンフより
石室の開口部へと続く墓道と
復元された埴輪列

▲前橋市教育委員会のパンフより
玄室から見た石室内部と続く墓道
石室前から出土した土器の特徴から
葬られる死者と最後の飲食を共にする儀式が行われたか。
こうした儀式が何回か行われたと考えられる。
 

▲前橋市教育委員会のパンフより

▲前橋市教育委員会のパンフより
石室は後円部南向きに開放する
旧写真 平成14年00月00日撮影
【参考文献】
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館
□内堀遺跡群 仮称大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財確認調査報告書 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群II 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群X 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1998)
東国大豪族の威勢・大室古墳群 群馬 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
群馬の遺跡〈4〉古墳時代1―古墳
東アジアに翔る上毛野の首長 綿貫観音山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」119)
古代上毛野をめぐる人びと
東国大豪族の威勢・大室古墳群 群馬 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
古代東国の王者―上毛野氏の研究
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上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。
【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない
 

 

 



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