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【天神山古墳群中の一基】

天神山の山裾に所在する円墳6基から成る古墳群

1977年（昭和52年）、天神山をめぐる道路改修の際に1号墳〜5号墳までの5基が発見され、その後、新たに6号墳が発見された

古墳群は石室の形態から、2つの時期（6世紀後半、7世紀代）に分類されるが、竪穴式石室の1号墳は前半に分類される

【推定・天神山1号墳】

1号墳は天神山の西側で最も南に位置するが、標識などはなく、特定は出来ない

山の斜面に造られているので、墳丘か山か区別がつきにくく、右は墳丘と思われたものだが
自然のものの可能性もある


以下の理由から1号墳と推定した

1. 「群馬県古墳総覧」の古墳分布図で最も近い位置にあること
   　
2. 同じく一覧表によると墳丘が一部残存しているらしいこと
   　
3. 3、すぐ北側の2号墳の残存は不明（消滅？）であり、発掘調査時の写真は違うように見えること
   　
4. 地番が133の住宅の道を挟んで向かい側にあり、1号墳は地番133-5であること