巌穴山古墳【群馬県太田市】～古墳の森探検日誌～


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いわあなやまこふん
巌穴山古墳
【IWA-ANA-YAMA Mounded Tomb】

探検日(写真撮影日)　　平成17年04月24日
第二回探検日(写真撮影日)　　平成20年05月03日
データ作成日　　平成17年07月09日
最新データ更新日　　平成17年07月09日

史跡指定

太田市指定史跡　昭和50(1975)年9月22日

所在地

群馬県太田市大字東今泉大道西752

アクセス

Mapion地図太田市(北)の古墳地図

↑北側より撮影。かなりの美墳。畑の中に一基のみぽつんと盛り上がっているのですぐに分かる。かつて周囲には十数基の古墳が存在していたらしいが、今は見当たらない。	【種類】方墳【サイズ】一辺：36.5m (現状：30m) 周堀を含む1辺：51.5m 高さ：5m 四辺の方位が東西南北にほぼ一致している。【築造年代】 7世紀末頃	↓説明看板
	【周堀】　深さは1m、上幅は7m、下幅は5.5m。【葺石】　墳丘に河原石が散在。【埴輪列】　なし。
	【埋葬施設】・横穴式石室・構造：羨道、前室、玄室からなる複室構造/両袖型・向き：南側・石材：チャート・凝灰岩など・玄室入口には玄門、前室入口には前門が設けられており、羨門の設置も推測される。石室全長：13.4m 【出土遺物】 (玄室より)土師器片、人骨片、金環、刀装具 (羨道より)　須恵器堤瓶　など駒澤大学、太田市教委に保管
↓羨道から前室に至る前門か、前室から玄室へ至る玄門。柵に閉ざされていて中に入ることはできなかったがかなり広い感じ。	【調査暦】 1977年、駒澤大学が学術調査 1981年、土地改良事業に伴って太田市教委が発掘調査 1987年、太田市教委が墳丘測量


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・天神山古墳外堀部発掘調査概報 (1982年)

上州路散歩24コース

著者：群馬県歴史教育者協議会
出版社：山川出版社（千代田区）
サイズ：新書／220p
発行年月：2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。
【目次】
第１部　上州路散歩２４コース（相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる／古墳時代上毛野の豪族をしのぶ／赤城山南麓の古墳群を巡る／上野国府・国分寺周辺を歩く／上野三碑ゆかりの地をたどる／中世新田荘を歩く／上野の名城箕輪城周辺を歩く／白井城と白井宿を歩く／東毛の山城に戦国をしのぶ／上州真田氏ゆかりの地を巡る　ほか）／第２部　上州路散歩事典

東国古墳時代の研究

著者：右島和夫
出版社：学生社
サイズ：単行本／394p
発行年月：1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第１章　保渡田古墳群の研究／第２章　上野における群集墳の成立／第３章　上野の初期横穴式石室の研究／第４章　上野における横穴式石室の変遷／第５章　角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景／第６章　総社古墳群の研究／第７章　截石切組積石室の研究／第８章　古墳からみた５、６世紀の上野地域／第９章　古墳からみた６、７世紀の上野地域

群馬の遺跡（4）

著者：群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社：上毛新聞社
サイズ：単行本／177p
発行年月：2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第１章　古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門／第２章　豪族居館の発見／第３章　埴輪と古墳と古墳時代／第４章　巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者／第５章　多田山の唐三彩が語る歴史／第６章　群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺１遺跡まで／学習へのいざない

群馬の遺跡（5）

出版社：上毛新聞社
発売日：2005/01/01
サイズ/ページ：21cm/
定価：1,301 円

目次:
第1章こうして古墳時代は始まった
第2章黒井峯遺跡の発見
第3章水田と畠
第4章炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない