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おおたてんじんやまこふん
太田天神山古墳
【OTA-TENJINYAMA Brial Mound】		 探検日(写真撮影日)　　平成14年04月29日
データ作成日　　平成15年02月23日
最新データ更新日　　平成20年11月18日
史跡指定 国指定史跡 昭和16年1月27日 別名 九合村69号墳（上毛古墳綜覧）、男体山古墳
所在地群馬県太田市大字内ヶ島字天神1606-1ほかアクセス 太田市(東)の古墳地図
古墳の概要

この古墳の空撮がCMで流れた。→JR東日本CM 吉永小百合「古墳王国 群馬篇」特集
　

 東日本では最大、全国では第26位の大きさ。

【種類】
前方後円墳
3段築造

【サイズ】
全長：210m
後円部径：120m
後円部高さ：16.8m
前方部幅：126m
前方部高さ：12m
周堀含む全長：364m
周堀含む幅：288m

【築造年代】
5世紀中頃

【周堀】　馬蹄形に二重に巡る。
内堀は幅30ｍの幅をもつ盾型。

【葺石】
表面は渡良瀬川系の川原石
【名前の由来】
県道を挟んだ向かい側にある女体山古墳に対して、男体山古墳と言われることもある。 「天神山」の名は鞍部付近に天満宮（古くは後円部墳頂にあったという）があることによる。
埋葬施設
【竪穴式石室？】
削平を受けている後円部墳頂付近には白色礫の散布が見られる。礫槨の跡か？

【長持形石棺】
・石材：凝灰質砂岩製
・板状に加工されていて厚さ20～30㎝。
・縄掛突起が作りつけられている。

既に盗掘を受けており、以前は後円部南裾付近に長持形石棺の一部が露出していたらしいが、我々が訪れた時には発見できず。
出土遺物【墳丘部及び中堤帯】　円筒埴輪
【後円部墳頂】　器材埴輪？
【東側くびれ部裾】　水鳥埴輪の頭頚部
その他 【天神山古墳A陪塚】
・太田市内ヶ島町1628
・円墳
・直径35m、高さ2.75m
・幅13.5mの陸橋を持つ馬蹄形の周堀を持つ

【天神山古墳B陪塚】
・前方部西側の墓地にあるというが、詳細は不明。
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・天神山古墳外堀部発掘調査概報 (1982年)
上州路散歩24コース

著者：群馬県歴史教育者協議会
出版社：山川出版社（千代田区）
サイズ：新書／220p
発行年月：2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。
【目次】
第１部　上州路散歩２４コース（相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる／古墳時代上毛野の豪族をしのぶ／赤城山南麓の古墳群を巡る／上野国府・国分寺周辺を歩く／上野三碑ゆかりの地をたどる／中世新田荘を歩く／上野の名城箕輪城周辺を歩く／白井城と白井宿を歩く／東毛の山城に戦国をしのぶ／上州真田氏ゆかりの地を巡る　ほか）／第２部　上州路散歩事典 		東国古墳時代の研究

著者：右島和夫
出版社：学生社
サイズ：単行本／394p
発行年月：1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第１章　保渡田古墳群の研究／第２章　上野における群集墳の成立／第３章　上野の初期横穴式石室の研究／第４章　上野における横穴式石室の変遷／第５章　角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景／第６章　総社古墳群の研究／第７章　截石切組積石室の研究／第８章　古墳からみた５、６世紀の上野地域／第９章　古墳からみた６、７世紀の上野地域
群馬の遺跡（4）

著者：群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社：上毛新聞社
サイズ：単行本／177p
発行年月：2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第１章　古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門／第２章　豪族居館の発見／第３章　埴輪と古墳と古墳時代／第４章　巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者／第５章　多田山の唐三彩が語る歴史／第６章　群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺１遺跡まで／学習へのいざない		 群馬の遺跡（5）

出版社：上毛新聞社
発売日：2005/01/01
サイズ/ページ：21cm/
定価：1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

　

　

　

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