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わたぬきかんのんやまこふん
綿貫観音山古墳
【Watanuki KANNONYAMA Mounded Tomb】

探検日(写真撮影日)  平成14年04月28日
第二回探検日(写真撮影日)  平成29年05月07日
データ作成日  平成15年01月13日
最新データ更新日  平成29年05月30日


別名 岩鼻村22号墳 (上毛古墳総覧)    
史跡指定 国指定史跡 昭和48年4月14日 所有者 群馬県
所在地 高崎市綿貫町字観音山1572 アクセス Mapion地図
形状 前方後円墳 2段築成
全長:97m  周濠含め:178m 周濠幅:143m 
後円部径:61m 後円部高さ:9.4m
前方部幅:63m 前方部高さ:9.1m
築造年代 6世紀末〜7世紀前半
埋葬施設

横穴式石室 両袖型
全長:12.65m 玄室長:8.12m
奥壁幅:3.95m  奥壁高:2.68m
羨道長:4.53m 羨道奥幅:2.40m 羨道奥高:1.39m
入り口幅:1.34m 入り口高:1.18m・

・石積み:互目積
・石材:角閃石安山岩の切石
・羨道:奥半を角閃石安山岩の転石、前半は河原石を小口積
・玄室奥半に間仕切石と白石を棺座のようにしつらえる。

出土遺物 国指定重要文化財
『群馬県綿貫観音山古墳出土品』昭和57年6月5日指定

石室より副葬品が未盗掘で出土
人骨も一部、鏡、大刀、金銅製大帯、銀製水瓶、銀製刀子、挂甲、冑、馬具、金環、須恵器
(群馬の森県民歴史博物館所蔵)
 
周辺施設 【周堀】 盾形で内堀、外堀と中堤がある
内堀:深さ1.2mから1.5mで幅は21mから25m前後
中堤幅:10m前後 外堀:幅4mから5m

 

▲左が前方部、右が後円部
 

▲後円部から前方部を撮影

▲後円部中段
西南方に開口する横穴式石室

▲古墳王国群馬で
最大の規模を誇る石室
 
 


【埴輪列】 
中段平坦面と墳頂部に配置。
・人物埴輪は主に石室入口側の中段平坦面に配置。
・石室入口部に靫負、三人童女、巫女、楽人などのグループ、くびれ部に貴人、武人などの人物群が配列。
・前方部側部には盾と円筒列
・前方部の両コーナーには馬、中央には農夫。
・東側は円筒列がめぐり形象埴輪の存在は明らかではない
・前方部頂部には家
・後円部頂部には家、器財、鶏形埴輪。
埴輪祭式が最も発達した時期のものである。


▲案内看板(文化庁・群馬県教育委員会による)
 



▲公園入り口にあった説明版
 
旧写真



 (撮影日 平成14年04月28日)
【参考文献】
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館

群馬の遺跡〈4〉古墳時代1―古墳
スソアキコのひとり古墳部 (コミックエッセイの森)
東国大豪族の威勢・大室古墳群 群馬 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
関東古墳探訪ベストガイド
関東・甲信越古代遺跡ガイド
上州路散歩24コース

 

PRR


 

 

続日本古墳大辞典  

この10余年間に調査された1800基の情報を集成し古墳時代研究には必備の基礎資料。前著刊行後に調査された古墳、前著に収録の古墳で再調査されたもの、さらに横穴墓、埴輪・須恵器・玉作りなどの生産遺跡も収録。執筆は全国の第一線の研究者300氏が担当し最新の正確な情報を提供。挿入図版950余点。

 
上州路散歩24コース

著者:群馬県歴史教育者協議会
出版社:山川出版社(千代田区)
サイズ:新書/220p
発行年月:2004年01月
税込 1,470 円

上州路の散歩コースと散歩事典。東国一の古墳文化上毛野、江戸北辺の守り上州、近代化遺産の宝庫群馬、常に時代の先端であった上州の地を訪ねる。

【目次】
第1部 上州路散歩24コース(相沢忠洋ゆかりの地を訪ねる/古墳時代上毛野の豪族をしのぶ/赤城山南麓の古墳群を巡る/上野国府・国分寺周辺を歩く/上野三碑ゆかりの地をたどる/中世新田荘を歩く/上野の名城箕輪城周辺を歩く/白井城と白井宿を歩く/東毛の山城に戦国をしのぶ/上州真田氏ゆかりの地を巡る ほか)/第2部 上州路散歩事典
東国古墳時代の研究

著者:右島和夫
出版社:学生社
サイズ:単行本/394p
発行年月:1994年05月
税込 7,646 円

【目次】
第1章 保渡田古墳群の研究/第2章 上野における群集墳の成立/第3章 上野の初期横穴式石室の研究/第4章 上野における横穴式石室の変遷/第5章 角閃石安山岩削石積石室の成立とその背景/第6章 総社古墳群の研究/第7章 截石切組積石室の研究/第8章 古墳からみた5、6世紀の上野地域/第9章 古墳からみた6、7世紀の上野地域
群馬の遺跡(4)

著者:群馬県埋蔵文化財調査事業団
出版社:上毛新聞社
サイズ:単行本/177p
発行年月:2004年11月
税込 1,300 円

【目次】
第1章 古墳時代の群馬は元気だった―群馬古墳学入門/第2章 豪族居館の発見/第3章 埴輪と古墳と古墳時代/第4章 巨石横穴式石室と豪華な副葬品―綿貫観音山古墳とその被葬者/第5章 多田山の唐三彩が語る歴史/第6章 群馬における古墳研究の歩み―『発墳暦』から観音山古墳・三ツ寺1遺跡まで/学習へのいざない
 群馬の遺跡(5)

出版社:上毛新聞社
発売日:2005/01/01
サイズ/ページ:21cm/
定価:1,301 円

目次:
第1章 こうして古墳時代は始まった
第2章 黒井峯遺跡の発見
第3章 水田と畠
第4章 炉からカマドへ、農民たちの生活
第5章 群馬県の古墳時代集落研究のあゆみ―入野遺跡から黒井峯遺跡まで
学習へのいざない

 

 

 

 

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