【山名古墳群】
山名古墳群は高崎市街地の南南東約6.5kmに位置する伊勢塚及び原口を中心に分布している古墳時代後期から終末期の群集墳
。
烏川両岸(現在の佐野・山名地区一帯)に築いたヤマト王権の直轄地「佐野三家(屯倉・さののみやけ)」の創設に関わり、山名地域を発展させた集団の墓所と見られている
。
現在、指定地域には18基の古墳が保存されている。
【北群に属する一基】
6号墳は山名古墳群でも、南群に続いて造られた北群に属する。
分布図で見ると、5号墳と墳丘が重なり、5号墳の南東部が切れているように見えるので、こちらが後に、5号墳を削る形で造られたのかもしれない。
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▲南側の駐車場から
古墳とは分からない低い墳丘。
奥に見える高い墳丘は5号墳
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▲西側から
どこからどこまでが墳丘の
範囲なのか、よく分からない奥に見えるのが、山名古墳群中、
最も西に在り、唯一の前方後円墳
である「山名伊勢塚古墳」の後円部 |