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高崎市指定史跡 山名第6号墳 / 山名古墳群
 

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山名古墳群

山名古墳群は高崎市街地の南南東約6.5kmに位置する伊勢塚及び原口を中心に分布している古墳時代後期から終末期の群集墳 。

烏川両岸(現在の佐野・山名地区一帯)に築いたヤマト王権の直轄地「佐野三家(屯倉・さののみやけ)」の創設に関わり、山名地域を発展させた集団の墓所と見られている 。

現在、指定地域には18基の古墳が保存されている。
 

北群に属する一基

6号墳は山名古墳群でも、南群に続いて造られた北群に属する。

分布図で見ると、5号墳と墳丘が重なり、5号墳の南東部が切れているように見えるので、こちらが後に、5号墳を削る形で造られたのかもしれない。
 



▲南側の駐車場から

古墳とは分からない低い墳丘。
奥に見える高い墳丘は5号墳
 


▲西側から

どこからどこまでが墳丘の
範囲なのか、よく分からない

奥に見えるのが、山名古墳群中、
最も西に在り、唯一の前方後円墳
である「山名伊勢塚古墳」の後円部


▲現地解説板
高崎市教育委員会による
 
所在地 群馬県高崎市山名町伊勢塚773-1 アクセス
駐車場

駐車場あり
別名 多野郡八幡村46号古墳 (上毛古墳綜覧〈1938〉)
史跡指定 高崎市指定史跡 『山名古墳群』
 1992年(平成4年)3月2日指定
 1994年(平成6年)3月22日追加指定
築造年代  
形状 円墳 直径:18m
埋葬施設 横穴式石室
出土遺物 周堀:埴輪(円筒、人物、馬、器財、家)、須恵器
埋葬施設:馬具
調査 (発掘)平成16
2001年(平成13年)〜2006年(18年度)
文献 『山名古墳群』 2008 高崎市教育委員会
上毛古墳綜覧〈1938〉
群馬県古墳総覧〈2017〉
 

探検日(写真撮影日)  2018年10月08日
探検日(写真撮影日)  2020年01月29日
最新データ更新日  2020年02月23日

【参考文献】
□「群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編」群馬県教育委員会事務局文化財保護課
□「東国文化副読本 - 〜古代ぐんまを探検しよう〜」 群馬県文化振興課
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館
□内堀遺跡群 仮称大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財確認調査報告書 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群II 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群X 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1998)
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