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高崎市指定史跡 山名原口II遺跡1号古墳 / 山名古墳群
 

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山名古墳群中の一基 (北群)

山名古墳群は高崎市街地の南南東約6.5kmに位置する伊勢塚及び原口を中心に分布している古墳時代後期から終末期の群集墳。

烏川両岸(現在の佐野・山名地区一帯)に築いたヤマト王権の直轄地「佐野三家(屯倉・さののみやけ)」の創設に関わり、山名地域を発展させた集団の墓所と見られている。

現在、指定地域には18基の古墳が保存されている。

群馬県古墳総覧〈2017〉』には、『史跡』という記述はないが、現在、史跡指定範囲内にあり、
史跡指定(追加指定?)されたものと思われる。
 



▲左は山名原口II遺跡2号古墳
出土の首飾り

右は『山名原口2遺跡出土
歯のある埴輪』
縦29cm 横22cm
 


歯のある埴輪

埋葬施設は未調査だが、堀から『歯のある埴輪』が発見された

頭には大きな宝冠をかぶり、耳には大きな耳輪を下げ、目は大きく見開き、鼻は高く、鼻の穴には石英質の小石2個を埋め、大きく開いた口には石英質の小石を本物の歯のように埋め込んでいる

この埴輪は外敵から古墳を守るために配置された盾持ち人と考えられている

歯のある埴輪は、全国的に見ても類例が少なく、非常に貴重であり、高崎市の指定重要文化財に指定された。
 

所在地 群馬県高崎市山名町字原口952-2 アクセス
駐車場

駐車場あり
別名 上毛古墳綜覧〈1938〉には記載無し
史跡指定 高崎市指定史跡 『山名古墳群』
 1992年(平成4年)3月2日指定
 1994年(平成6年)3月22日追加指定
高崎市指定重要文化財
 『山名原口2遺跡出土歯のある埴輪』
 2002年(平成4年)2月20日
築造年代 6世紀〜7世紀初め
形状 円墳 直径:23.5m(推定)
埋葬施設 不明(未調査)
出土遺物 周堀:埴輪(円筒、人物、馬、器財)、須恵器
調査 (発掘)平成元.4.24〜平成元.6.30
2001年(平成13年)〜2006年(18年度)
文献 『山名原口U遺跡』 1991 高崎市教育委員会
上毛古墳綜覧〈1938〉
群馬県古墳総覧〈2017〉
 

探検日(写真撮影日)  2018年10月08日
最新データ更新日  2018年12月27日

【参考文献】
□「群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編」群馬県教育委員会事務局文化財保護課
□「東国文化副読本 - 〜古代ぐんまを探検しよう〜」 群馬県文化振興課
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館
□内堀遺跡群 仮称大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財確認調査報告書 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群II 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概文化財発掘調査団(1989)
□内堀遺跡群X 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1998)
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