大字神保字志免木・東志免木・北志免木・寺上・大字多胡字〆木・松原・桜塚の広範囲に分布する群集墳。
昭和10年に行われた古墳分布調査では91基確認されているが、登録漏れの古墳も多いため100基以上の古墳が群集していたと考えられている。
大沢川を挟んだ対岸には神保古墳群が広がっている。
【発掘調査中】
この日の訪問予定にはなかったが、たまたま通りかかると、古墳のようだったので見学。
休日で人影はなかったが、明らかに発掘調査中の様子。
本当なら、長い年月の間にはびこった樹木に覆われているはずの古墳がはっきりとその形を現し、盛土の下に埋まっているはずの石室が白日の元にその姿を曝していた。
調査終了後、削平されるようなことがなく、古墳公園などとして、一般に公開されるといいが……。
【種類・サイズ】
見たところ小規模な円墳ばかり。
【築造年代】
5世紀後半〜7世紀後半
【埋葬施設】
・横穴式石室
石材はここもやはり多胡石(牛伏砂岩)だろうか。
南向きに開口するものが多かったと思う。 |