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ふなづかやまこふん
舟塚山古墳 / 舟塚山古墳群
【FUNAZUKAYAMA / No.16 of FUNAZUKAYAMA burial mounds】
探検日(写真撮影日)  平成15年04月29日
第二回探検日(写真撮影日)  平成29年05月21日
データ作成日  平成15年12月11日
最新データ更新日  平成29年11月16日

所在地 茨城県石岡市大字北根本597番地外 アクセス
駐車場


↑東側、県道118号沿い、
府中愛宕山古墳との間のPが見学者用駐車場

別名 舟塚山16号墳
史跡指定 国指定史跡 大正10年3月3日指定
築造年代 5世紀後半
形状 前方後円墳 3段築成
全長:186m
前方部幅:100m 前方部高:10m
後円部径:90m 後円部高:11m
出土遺物 墳丘未調査のため不明
地元には多数の刀が出土したと伝えられている

【周壕より】円筒埴輪
発掘調査 1963年(昭和38年)、測量調査(明治大学考古学研究室
1972年(昭和47年)、周壕確認発掘調査
舟塚山古墳群中の一基。

東日本では群馬県太田市にある
太田天神山古墳に次ぐ第2位
県内では最大。

周囲には17号墳をはじめ、
陪冢と考えられる円墳が24基が
確認された。

現在の新治・行方・稲敷三郡を含めた地域の大豪族の墳墓とみられている。
茨城 国造・筑紫刀禰尊(つくしのとねのみこと)の墓という説が有力

約300m北東の府中愛宕山古墳が霞ケ浦に舟を乗り出す形なので「出舟」といわれるのに対して、「入舟」と呼ばれる。

後円部径に比べて前方部が長く、大阪府の大仙古墳(仁徳天皇陵)や奈良県のウワナベ古墳などに共通する特徴をもっている。

▲左(東)が後円部、右(西)が前方部

▲後円部の木の中に鹿島神社

▲後円部(東)から、前方部(西)
3段築成が分かるか

▲前方部(西)から、後円部(東)

▲舟塚山古墳 府中愛宕山古墳見学者用駐車場脇の碑

▲後円部側、鹿島神社の前にある
案内板

▲後円部の鹿島神社
旧写真
【参考文献】
史跡虎塚古墳保存整備報告書 (1981年)
虎塚古墳―関東の彩色壁画古墳 (日本の遺跡)
「考古学」最新講義シリーズ 装飾古墳の世界をさぐる
茨城歴史探訪ウォーキング
茨城の装飾古墳
勝田市史〈別編 1〉虎塚壁画古墳 (1978年)
勝田市史資料絵はがき〈第3集〉―虎塚古墳特集号 (1973年)
関東・甲信越古代遺跡ガイド
 



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