【若古墳群?】
結城郡八千代町若(西中宿)の、若行政区運動広場の南側に所在する。
以前、このあたり一帯が山林であった時は他にも数基の古墳があったということから、古墳群が形成されていたと考えられているが、現在は単独で存在している。
全長21mというのは、前方後円墳としては極めて小型で、古墳時代後期(7世紀〜8世紀)の古墳と推定されている。
大化2年(646年)の薄葬令により、巨大な前方後円墳が造られなくなり、古墳の縮小化が進み、円墳、方墳が主流になった時期に、無理矢理、形だけ前方後円墳にしたために、このようなミニサイズになったのだろうか?
古墳と分からないほど、墳丘は低く、看板がなければ、北側にある塚と間違えるところだった。
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