【小見古墳群中の一基】国指定史跡の小見真観寺古墳を中心に、この虚空蔵山古墳、天神山古墳、籠山古墳(消滅)があり、現存は3基のみだが、10基〜20基程度で構成されていたようだ
小見真観寺古墳のすぐ北東に近接する前方後円墳で、先行して作られた陪冢とされている
現存するのは墳丘は前方部で南側を市道で削られており、西側にあったとされる後円部は南北を走る県道で破壊されている
【主体部は横穴式石室】 主体部(後円部?)は破壊されており、不明だが、真観寺の境内に緑泥片岩の天井石が移動されたとあり、また、虚空蔵を祀るお堂への渡石も緑泥片岩が使われており、これらの石を使用した横穴式石室だったと推定される
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