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まないたたかやまこふん
真名板高山古墳
【MANAITA-TAKAYAMA Mounded Tomb】
探検日(写真撮影日)  平成14年04月29日
データ作成日  平成15年02月23日
最新データ更新日  平成15年12月15日

築造年代 6世紀後半 史跡指定 埼玉県指定史跡 昭和49年3月8日
所在地
埼玉県行田市大字真名板字堂裏1535 薬師寺境内 アクセス 行田市古墳地図
古墳の概要 【種類】
前方後円墳

【 サイズ】(現在)
全長      105m
前方部高さ 7.3m
最大幅    50m
後円部直径 40m
後円部高さ  5.4m

東西に主軸をもつ

旧忍川の沖積地に向かう
微高地上に立地。

↑訪れたのは4月の終わり。
墳丘に登ると、赤・ピンク・白など、色取り取りのつつじで見事に色どられていた。

出土遺物 周辺から埴輪片等が採取されたが副葬品は不明
埋葬施設 不明
周辺施設 不明
その他 埼玉古墳群より後、6世紀代の4つの大方前方後円墳(四天王)の一つ。

(四天王)
小見真観時古墳(行田市)  112m
天王山塚古墳(菖蒲町)   107m
真名板高山古墳(行田市)  105m
若王子古墳(行田市・消滅) 95m

電波探査により、河川の氾濫により3mほど埋没していることが判明。実際の規模はもっと大きいらしく、四天王の序列がかわるかもしれない。

南西約4qのところに埼玉古墳群がある。


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さいたま古墳めぐり―古代ロマンの70基

古代ロマンの70基

著者:宮川進
出版社:さきたま出版会/ さきたま双書
サイズ:全集・双書/175p
発行年月:1997年09月
価格:税込1,575 円

古墳を訪ねてみませんか/金錯銘鉄剣…謎も超一流―さきたま古墳群/関東の石舞台―八幡山古墳/県内唯一、線核画のある―地蔵塚古墳/将軍山古墳と肩を並べる―小見真観寺古墳/シェイクスピア劇を思わせる―真名板高山古墳/東武線のこんなすぐそばに―毘沙門山古墳/利根川を挟んで毛野をにらむ―永明寺古墳/加須低地のへそ―鶴ケ塚古墳/赤城山と日光男体山を背景に―樋遣川古墳群〔ほか〕

鉄剣銘一一五文字の謎に迫る・埼玉古墳群

シリーズ「遺跡を学ぶ」

著者:高橋一夫
出版社:新泉社
サイズ:単行本/93p
発行年月:2005年06月
価格:税込1,575 円

世紀の大発見といわれた埼玉県・稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣。銘文に記された「ワカタケル大王」とは、鉄剣の主「ヲワケ」とは、そして被葬者はだれなのか。銘文の内容を埼玉古墳群全体の考古学的検討から明らかにし、古墳を築造した武蔵国造一族の盛衰に迫る。

【目次】
第1章 鉄剣銘文の発見(サビの中に金色に輝く文字が/銘文一一五文字の解読)/第2章 稲荷山古墳を掘る(墳頂部に未盗掘礫槨を発見/鏡や武具・馬具など多彩な副葬品 ほか)/第3章 埼玉古墳群の出現と変遷(埼玉古墳群の成立基盤/辛亥銘鉄剣の真相 ほか)/第4章 埼玉古墳群造営一族の三重構造(二系統あった武蔵国造一族/畿内大王墓の墳形を採用 ほか)/第5章 埼玉古墳群の終焉(周辺に大型古墳が出現/武蔵国造一族の解体)

 

 

 

 

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