【今泉(井泉)古墳群】
利根川の堤防の南の井泉地区に所在する円墳を中心とした古墳群。
字今泉(旧今泉村→旧井泉村)に所在するため、今泉古墳群または井泉古墳群と称される。
古くから熊野塚古墳、天神山(塚)古墳、稲荷山古墳、観音塚(かんぜん山)古墳の4基が知られているが、「熊埜山(くまのやま)」神社が熊野塚古墳以外の3基は、開発により消滅している。

▲今泉古墳群分布図
【熊野塚古墳】
この熊野塚は、1721年(享保6年)に念仏堂を建てるために、平野家より寄進されたとのことである。
墳丘上には、現在、念仏堂の他に、熊野社(熊埜山神社)があり、かつては八幡社、稲荷社なども合祀されていたという。
調査は行われておらず、主体部および出土遺物は不明である。
熊野塚は東に所在する「長光寺」(上の古墳群分布図の一番東の観音塚古墳の下)の管理かもしれない。(未確認)
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