【東大塚古墳群】 東大塚古墳群は市野川の西岸の微高地に築造された古墳群
で、堤防や道路拡張などで多くの古墳が破壊された。
現在、堤防沿いに3基の円墳(大塚古墳、愛宕塚古墳、諏訪塚古墳)が確認されており、「東大塚三塚」と呼ばれている
。
しかし、現在、川島町遺跡地図には大塚古墳のみで、他の2基は記載されていない。
川沿いに南に下ると、三保谷宿古墳群と表古墳群が続き、その間に拠点ともなるべき集落跡なども近年の発掘調査で、確認されているため、深い関連性がうかがわれる。
▲市野川の西岸の古墳群
▲東大塚三塚
【諏訪塚古墳】
大塚古墳から400mほど南西、堤防のライン上に社殿があり、そこから、少し外にはみ出す形で墳丘の南側が残存している
。
3基とも変形が著しく、ほとんど堤防と一体化しており、現状、古墳とは分からない状態であるが、この諏訪塚は神社の社殿の土台となっていて、一番分かりやすいかもしれない
墳丘の北側は堤防と一体化してしまっているようだ
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