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           みだ7ごうふん / みだこふんぐん
 鴻巣市指定史跡
箕田7号墳 / 箕田古墳群

※写真は全てクリックで拡大します※


箕田古墳群中の一基

大宮台地の北端、通称箕田台地上 、幅600m、長さ1000mに渡る広範囲に6世紀初頭から7世紀中葉にいたるまでの150年に築造された古墳群

現存はわすがに7基のみで、鴻巣市の史跡に指定されている

5つに分類される支群の中で富士山支群に属し、5号墳8号墳までの4基が現存する



すぐ北側に8号墳が隣接するがかつては周辺に多数の古墳が存在していたと考えられている


戦前に発掘調査された

1931年(昭和6年)に柴田常惠、稲村坦元両氏により発掘調査が行われたとのことたが、正式な報告はなされていないようだ

「箕田郷土史」「埼玉懸史」によると、「昭和初期に古墳の裾部を開墾中、石室の一部が発見され、三味線胴型の石室が現れた」とある

凝灰岩の切石切組みの石室でその時に撮影された写真が右のものであるようだ





▲北西(箕田8号墳)側から
 


▲南側に墳頂への階段

▲墳頂には赤いお社
 

▲墳丘の南西寄りに
突出していた大き目の石
 

▲現地解説板
鴻巣市教育委員会による

▲『埼玉懸史』資料
箕田古墳群7号(殿山)古墳石室
 
所在地 埼玉県鴻巣市箕田(富士山)351-1
所有者:個人
アクセス
駐車場
別名 殿山古墳
史跡指定 鴻巣市指定文化財(史跡)
1970年(昭和45年)3月10日指定
築造年代  
形状 円墳
直径:10m
埋葬施設 横穴式石室(胴張り型)
凝灰岩の切石切組積み
出土遺物 直刀、鉄鏃、耳環、玉
調査暦 1931年(昭和6年) 発掘調査
周辺施設 埴輪
文献 埼玉県古墳詳細分布調査報告書
さいたま古墳めぐり古代ロマンの70基(さきたま双書)
埼玉の古墳 北足立・入間
埼玉県の歴史 (県史)
 

探検日(写真撮影日) 2019年04月12日
最新データ更新日 2019年06月05日



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