【金崎古墳群中の1基】
荒川左岸段丘上に位置する古墳時代後期の群集墳。
かつては10基以上あったとされているが、4基のみ残存し、県指定史跡となっている。
いずれも秩父地方に特徴的な変成岩の板石や割石が精緻に組まれ、巧みに積み上げられた特徴的な横穴式石室を持つ。
【唯一、石室が確認されていない】
大堺3号墳の東南に近接している。
残存4基のうち、この1基のみ石室が開口していないが、墳丘は比較的に良好な残存状態である。
他の3基がいずれも巧みに積み上げられた特徴的な横穴式石室を持つことから、この1号墳にも素晴らしい石室が眠っていることが想像される
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▲西側から
この左の手前に大堺3号墳 |
▲北西から
大堺3号墳の墳頂から
左の「金崎古墳群」の碑は
3号墳の墳頂に建っている |