【西戸古墳群】毛呂山町の越辺川
(おっぺがわ)流域には大類古墳群、川角古墳群、西戸古墳群の3つの古墳群があり、全部で90基ほどの古墳が存在する。
この西戸古墳群はその中で最も上流に位置し、現在は墳丘が残存するのは1号墳のみで、この2号墳は石室のみ移築されている。
対岸の川角古墳群とほぼ同時期に造られたと推定されるが、四角に加工した切石を用いるなど、
越辺川流域の他の古墳群とは異なる特徴がある。
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▲1号墳
古群中、唯一墳丘を残しているが、
私有地のため、中に入ることを断念 |
▲2号墳
1号墳の東、数十mに存在した。
調査後、主体部が毛呂山町歴史民俗資料館の庭に移築保存された |