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埼玉県の探検古墳一覧


     ほうふんおおつかこふん しーにじゅういちごういせき
埼玉県
指定史跡 方墳大塚古墳​ (​C-21​号遺跡​) / 大塚古墳群

※写真は全てクリックで拡大します※


埼玉県では稀な方墳

円墳が多い埼玉県下では珍しい方墳であり、県の史跡に指定されたが、発掘調査は行われておらず、埋葬施設等は不明

出土遺物についても、伝えられているものは何もない

遥か以前、若かりし学生の頃、墳丘の周囲を勝手に探検させてもらったが、石室らしき痕跡は見つけられず、埴輪片すらも見つけることができなかったので埴輪を持たないのかもしれない

旧大宮市の南部に所在する側ヶ谷戸古墳群では、6世紀代の埴輪を持つ古墳でも横穴式石室は導入されず、竪穴系の円墳が集中して造られ、小型の古墳では埴輪を持たない傾向にあったようなので、この大塚古墳も埴輪を持たない、竪穴形の主体部の可能性もある
 

大塚古墳群中の一基

周囲には、小円墳が複数存在し、古墳群を形成していたようだが、現在はその所在は不明である

もしかしたら、ここから南には植水古墳群、側ヶ谷戸古墳群大久保古墳群(白鍬古墳群と長く続く古墳群が存在しているがその北に連なる一支群をなしていたのかもしれない
 



▲南側から

かつては、何もない畑の中にあり、
うっそうとした木に覆われたように
なっていたが、現在は
すぐ北側に西大宮バイパスが
通った関係で、周囲は大規模に
開発され、古墳を取り残す形で
北と東側は飲食店等の大型複合
施設の駐車場となっている



▲現地解説板
埼玉県教育委員会
大宮市(現さいたま市)教育委員会
所有者(個人)による
 


古墳の名称について

「大塚古墳」という名称は非常に多くあるが、わざわざ「方墳」と墳形を古墳名の前につけて登録されているのは珍しい

これは、同じ埼玉県の皆野町に『円墳大塚古墳』があり、同日に埼玉県の史跡に指定されており、区別するためと思われる

埼玉県の指定文化財の一覧によると、昭和33年3月20日に指定登録された古墳は4基あり、そのうちの2基は「大塚古墳」という名称である

一覧には下記のように連番で並んでいる

史跡No.67 方墳大塚古墳(埼文指第107号)
史跡No.68 円墳大塚古墳(埼文指第108号)

所在地の名を前につけても、良かったのであろうが、県下では方墳が珍しいということで、史跡指定された関係で
墳形をつけたが分かりやすいと判断し、二つの大塚古墳の前に、墳形をつけて登録名としたのかもしれない
 

所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3708-1他(旧大宮市
所有者:個人
アクセス
駐車場

西大宮バイパス「大塚古墳」の信号のすぐ南側
さいたま市の古墳地図
別名 さいたま市埋蔵文化財包蔵地 遺跡番号12-368
史跡指定 方墳大塚古墳
1958年(昭和33年)3月20日指定
築造年代 不明
形状 方墳
高さ:4m
底辺:25m×21m
頂上部:一片9.5m
埋葬施設 不明
出土遺物 なし
調査暦 なし
文献 「大宮をあるく 2〜西部編」大宮市教育委員会編集
埼玉県古墳詳細分布調査報告書
さいたま古墳めぐり古代ロマンの70基(さきたま双書)
埼玉の古墳 北足立・入間
埼玉県の歴史 (県史)
 

探検日(写真撮影日) 2009年03月29日
最新データ更新日 2019年03月30日

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