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さいたま市の古墳地図


えんなみこふん / そばがいとこふんぐん
円阿弥古墳 / 側ヶ谷戸古墳群


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側ヶ谷戸古墳群の一基

側ヶ谷戸古墳群はさいたま市大宮区(旧大宮市)三橋4丁目に存在する古墳群の 総称とされるが、その最南端の台耕地稲荷塚古墳にこの円阿弥古墳は近接している

現在は同じさいたま市となっているが、以前は行政区が異なり、旧与野市に所在していたため、旧大宮市の史跡指定には含まれなかったが立地からして、側ヶ谷戸古墳群に構成していた一基と考えられる

側ヶ谷戸古墳群は埼玉県の重要遺跡に選定されているが、「さいたま市大宮区三橋4丁目 」となっており、この円阿弥古墳は指定範囲外となっているよう

同じく円阿弥4丁目には台耕地稲荷塚古墳の南東70mの地点に、西浦1号古墳跡も発見されている

また、「円阿弥には相当大きな前方後円墳と、所々に小さな円墳らしきものがある」と言う記録(1934年)があるが、これらの古墳のことか定かではない
 



▲北側から


▲南側から
 

▲西側はゴミの山

墳丘全体は、耕作により
攪乱、削平されている

▲南側の斜面

1979年の調査時、南側で
凝灰岩と粘土が大量に出土し、
石室跡と考えられている

所在地 埼玉県さいたま市中央区円阿弥497-501 アクセス
駐車場

さいたま市の古墳地図
史跡指定 さいたま市指定史跡 『側ヶ谷戸古墳群
 1957年(昭和32年)3月6日指定 (指定外)

埼玉県選定重要遺跡 『側ヶ谷戸古墳群
  1969年(昭44年)10月1日指定 (指定範囲外?)
別名 さいたま市埋蔵文化財包蔵地 遺跡番号0​3​-​0​4​8
西​浦​2​号​遺​跡
築造年代

 

形状 円墳 径:16m 高さ:2m
埋葬施設 横穴式石室?
凝灰岩石材
出土遺物 土師器
調査暦

1979年(昭和54年)大宮市考古学研究会
1981年(昭和56年)与野市史編纂事業

文献 埼玉県古墳詳細分布調査報告書
さいたま古墳めぐり古代ロマンの70基(さきたま双書)
埼玉の古墳 北足立・入間
埼玉県の歴史 (県史)
 

探検日(写真撮影日) 2003年01月19日
第二回探検日(写真撮影日) 2019年01月19日
最新データ更新日 2019年02月05日



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