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やまべしょうがっこううらにしこふん(はちまんやまこふんぐん いちごうこふん)
栃木
県指定史跡 山辺小学校裏西古墳(八幡山古墳群2号古墳)

 

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八幡山古墳群中の一基

古墳群中の現存する古墳の中では、
一番南に位置し、目の前に
山辺小学校の校舎が迫っている

山辺小学校の校舎を建てる際に
発掘調査された


被葬者は4人と推定

石室内から耳環が4対出土した
ことから、追葬が3〜4回行われ、
4人程度が埋葬されたと
考えられている



▲東側の古墳群入口にある説明板


▲説明板の本古墳の説明のアップ

平成26年3月
公益財団法人 足利市民文化財団
足利市教育委員会による

 



▲北西側から
周囲にはロープが張られている


▲南側から
南南西に開口する石室が露出
 

▲石室は以前より崩壊が進み
石に埋もれた状態になっている

▲覆っている石の下の隙間から
奥壁は少ししか見えない
 

▲右の以前の写真と比べると
上の天井石らしき石が
崩れて、石室内に落ち込んでいる
 

▲第一回目(2004年)撮影
崩れてはいるものの、
まだ隙間が開いていた

▲右の写真の空いていた空間に
上の石が落ち込んで嵌っている
 

▲第一回目(2004年)撮影
側壁や奥壁、床などが確認できた
所在地 栃木県足利市八幡町
所有・管理者 八幡宮
アクセス
駐車場

古墳群の一番南。山辺小学校の校舎のすぐ脇
史跡指定 栃木県指定史跡
(1955年)昭和30年7月26日指定
築造年代 古墳時代後期後半
形状 円墳 径:15m 高さ:2.3m 
現地解説板によると径:13m
埋葬施設 横穴式石室(胴張) 割石の乱石積み
石室長:4.4m以上 石室:幅1.2m
出土遺物 【副葬品】直刀6本、耳環4対、鉄鏃、刀子
【墳丘】円筒埴輪、家型埴輪
周辺施設 【墳頂部】円筒埴輪列
【裾部】葺石が帯状にめぐる
発掘調査 1953年(昭和28年)
参考文献 探訪 とちぎの古墳
栃木の文化財―ともに歩んだ50年
 

探検日(写真撮影日) 2004年01月01日
第二回探検日(写真撮影日) 2018年11月19日
最新データ更新日 2018年12月09日

旧写真 探検日(写真撮影日) 2004年01月01日
【参考文献】
探訪 とちぎの古墳
下野の古墳 (1977年) (しもつけ文庫〈4〉)
海老塚古墳 (1981年) (足利市埋蔵文化財報告〈第2集〉)
明神山古墳群 (1985年) (足利市埋蔵文化財報告〈第12集〉)



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