【機神山古墳群中の一基】足利市街を一望できる機神山の山頂を利用して造られ、古墳群中、最も高い位置にある前方後円墳
。
この地一帯を支配した一族中、最も有力な人物を葬った主墳だった可能性がある。
すぐ北の行基平の山頂には基平山頂古墳が所在し、二基の前方後円墳が並んでいるが、展望レストランで分断されている。
【横穴式石室の見学ができない】墳丘は復元整備され
、後円部南向きに横穴式石室が開口しているが、現在、墳頂への立ち入りは制限され、石室を見学することはできない。(第一回の探検時には見学可能だった)
平成23年3月11日に発生した巨大地震に伴い、横穴式石室の側壁の一部が転落、また、天井石のずれ等の被害があったため、現在は、石室内部に土のうをつめて、古墳を保護しているとのこと
である。
▲第1次発掘調査トレンチ配置図
▲古墳前の解説板
(足利市教育委員会による)
▲説明板にある石室実測図
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