探検日(写真撮影日) 平成16年06月12日 データ作成日 平成16年06月13日 最新データ更新日 平成16年06月13日
昭和50年に墳丘上の竹を伐採してから、次第に墳丘が低くなり、現在は石室が露出している。
◆全長 4.5m
(奥壁付近) ◆高さ 2m ◆幅 1.77m
(閉塞部(入口)付近) ◆高さ 1.57m ◆幅 0.77m
←肉眼では何も見えない真っ暗な石室に、鉄格子の間からデジカメを突っ込んで撮影したが……奥壁に刻まれているという奇妙な記号?が見えるだろうか。
江戸時代初期には掘り起こされたらしい。 副葬品に武具が多いことから、被葬者は武人的性格を持つ人物か。
←墳丘上に直径15cmはある大きな埴輪片と思しきものが転がっていた。
小さな古墳一つにこれだけの設備を整えてあるのも非常に珍しい。
伸び放題の草に道を阻まれ、石室は確認できないものとあきらめかけたが、農作業中の地元のおじさんがご親切にも石室の場所と行き方を指導してくれた。
駐車場の看板がある位置とは反対側の位置に石室があるので、ぐるっと周って行く感じだ。
県内に散在する古墳を河川流域別に分け解説した「栃木県古墳小辞典」。出土した副葬品の写真や測量図など図版を多数用い、栃木県の古墳時代に迫る。古墳を訪ね歩くガイドブックに最適。 【目次】 1 古墳探訪の予備知識/2 那珂川流域の古墳/3 小貝川・五行川流域の古墳/4 田川流域の古墳/5 思川とその支流域の古墳/6 渡良瀬川とその支流域の古墳/7 丘陵斜面に築かれた横穴墓