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          あなふどう(こふん) / なかみねこふんぐん
芳賀町指定史跡 穴不動(古墳) / 中峰古墳群

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中峰古墳群中の一基

芳賀町の最南端、真岡市との境にあり、中峰古墳群(中峯の字を宛てることもある)の最南端に所在する前方後円墳

墳丘は大きく削られているが上空からの画像を見ると、北東側の畑の耕作状況などから、東側のくびれ部がはっきりと見られる

主軸が南東に向き、後円部の南と西が道路で丸く削られ前方部の北東の角がやはり道路で削られている
 

不動明王を祀る神社

神社の名称は記されていないが、「不動神社」と記す地図もある

無量寿寺の所有となっており、不動明王(神社なのに、神ではなく仏?)を祀っている

また、現地には不動明王しかないが、主祭神は素盞嗚命という情報もあり、この辺は複雑な歴史的背景ゆえだろう


史跡としての登録名は「穴不動」であり、近在の人にはやはり「穴不動様」と呼ばれているようで特に「神社」などをつけて呼ばれてはいないようだ
 

安産の仏として崇拝

近郷近在より人々が訪れて不動明王の剣を借り、無事に安産すると借りてきた剣と同じ形の
剣を作り借りてきた剣と一緒に、不動明王に奉納する風習があるとのことで、現在もその風習が残っているようである。
 


▲穴不動古墳の現地解説板
芳賀町教育委員会による
 



▲後円部南から

道路によって墳丘が丸く
削られ、鳥居のぎりぎり
まで道路が迫っている
 


▲お堂の背後に横穴式石室

玄室の部分のみかろうじて
残され、玄室から羨道にかけて
お堂が建てられている
 

▲一枚岩の奥壁に
梵字と南無不動大名王の陰刻

「穴不動」ということからして
かつては天井も残存しており、
石室内(穴)に小さな不動明王を
祀っていたのではないだろうか
 

▲お堂の手前左側

石室材だったのではないかと
思われる石に「念仏供塔」の文字

やはり神仏入り混じっている
 


▲東から後円部

左(南)がお堂と横穴式石室
 

▲後円部、石室の東側

「馬頭観世音」

▲不動明王堂

横穴式石室の一部に
建てられている
 

▲不動明王像(造立年代不詳)

高さ1.45mもの立派な石仏
周囲には奉納された木製の剣
所在地 栃木県芳賀郡芳賀町西高橋917 (中峰、中峯 )
所有・管理者:無量寿寺(真岡市下籠谷728)
アクセス
駐車場

駐車場なし 
史跡指定 芳賀町指定史跡
1978年(昭和53年)11月 1日指定
築造年代 古墳時代後期
形状 前方後円墳
全長:30m 後円部高さ:4m 前方部高さ:4m
埋葬施設 横穴式石室
出土遺物  
周辺施設  
調査暦    

探検日(写真撮影日) 2019年04月15日
最新データ更新日 2019年05月22日

【参考文献】
探訪 とちぎの古墳
下野の古墳 (1977年) (しもつけ文庫〈4〉)
海老塚古墳 (1981年) (足利市埋蔵文化財報告〈第2集〉)
明神山古墳群 (1985年) (足利市埋蔵文化財報告〈第12集〉)
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