【京泉シドミ原古墳群中の一基】
五行川左岸の沖積地にある京泉地区一帯に17基から成る古墳群。
「鶏形埴輪」が出土したことで有名な鶏塚古墳を主墳とする。
宅地化や耕地整理に伴い多くの墳丘が削平されてしまい、現在残るのは半壊以上のものも含め8基のみとなっている。
行屋大日塚古墳は群中で最南端に位置し、通し番号で17号墳となっている
墳頂直下に組合式の箱型石棺が発見されたが、発掘後に埋め戻されたらしい。
【相宮(そうみや)神社の境内社?】
すぐ南には相宮神社が存在する
西暦898年創建で、江戸時代までは、三宮大明神と言った
境内社に「大日社(天照皇大神)」があったようなので、ここが大日社で、「大日塚」の由来となったのかもしれない
「行屋」はすぐ西を流れる五行川の支流の「行屋川」からきているのか、かつての地名が「行屋」だったのか。
行屋という地名を探したが、現在の真岡にはなかった。
1950年前後に行われた発掘調査により出土した遺物(珠文鏡等)を相宮神社が所蔵しているとの情報もあるが未確認
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