【京泉シドミ原古墳群中の一基】
五行川左岸の沖積地にある京泉地区一帯に17基から成る古墳群。
「鶏形埴輪」が出土したことで有名な鶏塚古墳を主墳とする。
宅地化や耕地整理に伴い多くの墳丘が削平されてしまい、現在残るのは半壊以上のものも含め8基のみとなっている。
この8号墳は鶏塚古墳の北西に位置する
京泉シドミ原古墳群の分布図では南北に通る道沿いのようだが、それよりも少し東に入った
民家の庭に所在する
あるいは実際はもう少大きく西の道沿いにまで墳丘が続いていたのか
(2019年4月現在、空き家のようになっている)
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▲南東側から
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▲南側から
墳頂には五重の塔のようなものや
石祠など、いくつもの石造物
▲墳丘の南部(推定)
南に向かって、きっちりと
並んだ石の列が伸びている
葺石にするには少し大き目の
割り石のよう
葺石というよりは石室の石材の
一部(側壁か羨道)が露出して
いるかのように見える |