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       にわとりづかこふん / きょうせんしどみはらこふんぐん 13ごうふん
県指定史跡 鶏塚古墳 / 京泉シドミ原古墳群 13号墳

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京泉シドミ原古墳群中の一基

五行川左岸の沖積地にある京泉地区一帯に17基から成る古墳群。

「鶏形埴輪」が出土したことで有名な鶏塚古墳を主墳とする。

宅地化や耕地整理に伴い多くの墳丘が削平されてしまい、現在残るのは半壊以上のものも含め8基のみとなっている。


古墳名の由来

古墳名は1931年の調査時、墳丘から4個の鶏形埴輪が出土したことによる

通番では13号墳となっている
 

出土した特色ある埴輪列


▲鶏塚古墳 埴輪配列推定図と
鶏形埴輪

昭和5年、土地所有者が墳丘を掘削した際に埴輪が露出し、調査されることになった

西側に形象埴輪群が二列に並んだ状態で検出され、既に開墾されてしまっていた東側にも同様に並んでいたのではないかと推測されている

良く形状を捉えた「鶏形埴輪」や陰部を露出させ赤く彩色した埴輪の「女性像」など、芸術的にも評価が高い

鶏塚古墳のような小円墳から、多種多様の、特色ある形象埴輪が出土するのは極めて稀な例


▲現地解説板



▲北西側から

古墳群中では最も大きい



▲南側から

石室の入口は西側にある
 

▲西側から

民家の庭だが、この部分の塀が
切られ、見学できるようになっている

▲ケヤキの根本に石室の開口部

根が入口を塞がず、入口のように
開いているのは奇跡的
 

▲玄室内部

河原石積みがきれいな側壁


▲天井石

6枚の大岩が並べられている

▲入口には鶏形埴輪のレプリカ

ケヤキの根の向こうに
河原石積みが続いている

まるで、計画的に造られたかの
ように、ケヤキと石室が一体化
しているように見える

横穴式石室の形は特殊で
奥が広く、入口が狭い羽子板状


▲玄室から外を
 

▲石室野奥壁前に小さな祠

所在地 栃木県真岡市京泉1191
所有者:個人
アクセス
駐車場
 
別名 京泉シトミ原古墳
史跡指定 栃木県指定史跡
1957年(昭和32年)8月30日指定
築造年代 6世紀末
形状 円墳
東西:約22m 南北約:18m
高さ:約2.5m
埋葬施設 横穴式石室
墳長:5.68m 幅(入り口):0.81m 奥:1.58m
高さ:1.2〜1.5m
出土遺物 (明治18年)直刀、鉄鏃、玉類、馬具等
(昭和6年)形象埴輪(男子像・女子像・鶏等)
国立博物館所蔵
周辺施設 埴輪列
調査暦 1885年(明治18年) 発掘調査(石室)
1930年〜1931年(昭和5〜6年) 発掘調査(墳丘)
 

探検日(写真撮影日) 2019年04月15日
最新データ更新日 2019年05月05日

【参考文献】
探訪 とちぎの古墳
下野の古墳 (1977年) (しもつけ文庫〈4〉)
海老塚古墳 (1981年) (足利市埋蔵文化財報告〈第2集〉)
明神山古墳群 (1985年) (足利市埋蔵文化財報告〈第12集〉)
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