【若旅富士山古墳群中の一基】
若旅富士山古墳群(若旅古墳群)は鬼怒川左岸の宝木台地の西端部で旧二宮町との境界近くに分布する前方後円墳3基、円墳2基からなる古墳群
。
現在、若旅富士山古墳群で残存する古墳のうち、唯一、損壊されずに、墳丘が残存しているようである
真岡市最大級の円墳である。
【富士塚として信仰される】
墳頂には富士浅間神社が鎮座しており、富士塚として信仰を受けてきたようである
江戸時代(1652年?)の創建である。
東日本大震災で被災したものの、翌2012年(平成24年)に石宮を建立したとのことである
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▲南側から
手前に富士浅間神社の一ノ鳥居
奥に富士山古墳の墳丘
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▲南から
江戸時代の富士浅間神社が
建立され、富士塚として信仰
されていたためか、開発による
削平を受けず、はっきりとした
墳丘が残ったものと思われる |