【山崎古墳群中の一基】
根本山に所在する3つの古墳群のうちの1つで4基で構成され、4基一括して、真岡市の史跡に指定されている。
4基の墳形が全て違う(前方後円墳、前方後方墳、円墳、方墳)という珍しいパターンの古墳群。
この2号墳は前方後円墳であり、後円部に比べて、前方部が著しく、小さく低くなっている帆立貝式である。
【横穴式石室】
1985年(昭和60年度)市史編纂事業の一環として発掘調査が行われ、前方部前端に横穴式石室が発見されている
前方部前端に横穴式石室があるのは下野型古墳に特徴的
5回追葬が行われた?
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▲南側から
手前が前方部で、奥が後円部
横穴式石室は前方部の前端
(一番手前の低い部分)に
あるはずだが、畑の中で
近づけず、一見して石室らしき
痕跡は見えなかった
密集している他の3基とは
少し距離を置き、一基のみ
私有地の畑の中に所在する
耕作された畑の中や周辺に
未確認で削平された古墳が
あったのかもしれない
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▲南東から
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