【飯塚古墳群中の一基】
飯塚古墳群は栃木県最大の前方後円墳・摩利支天塚古墳や琵琶塚古墳の西に隣接する100基を超える群集墳
。
現在は、開発などにより、ほとんどの墳丘が削平され残存しているものは少ないが、台林寺の墓地・天満宮周辺で確認された11基以上の低墳丘古墳のうちの1基
。
昭和58年〜平成8年、北側の農地中心に、開発のための事前の発掘調査が行われたが、その時に、測量調査で確認された。
墳丘は極めて低く、一見して古墳とは思えない状態だが、これは墳丘が削平され、変形
したのではなく、飯塚古墳群にありがちな地下式の内部主体で元々、僅かな墳丘か無墳丘だったと思われる
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▲南側、天満宮の鳥居側から
小さな石祠のようなものが
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▲昭和58年〜平成8年までの
発掘調査の中心区域
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