【喜沢古墳群】
小山ゴルフクラブ内古墳群とは、小山市桑地区の最南端に位置する喜沢古墳群の一部で、小山ゴルフクラブ内に現存する5基が、小山市史跡に指定された
1972年の桑57号の発掘調査報告書によると、
1940年(昭和15年)の下都賀郡の古墳調査の際、喜沢の古墳として桑55号、桑56号、桑57号、桑58号、桑59号、桑60号の6基が記録されており、これを喜沢古墳群とするとあったが、史跡に含まれる東島田の桑41号も含めるならば7基となる
(ちなみに、桑○号とは、桑地区の古墳の通し番号で固有の名称がない)
1971年、ゴルフクラブのグリーン造成のため、桑57号の墳丘の採土をすることとなり、
調査され、蛇行剣など特筆すべき豊富な副葬品が発掘された
1972年の桑57号の発掘調査報告書によると、ゴルフクラブ内に現存するのは5基とされている
桑57号の他は1号〜4号墳となっており、桑地区の通し番号は記載されていない
照らし合わせてみると、桑55号、桑56号は史跡の範囲外となったようである
|
▲喜沢古墳群航空写真
4号墳は写真から外れ、
3号墳の東北30mほどにある
|
▲桑57号墳前にある
小山ゴルフクラブ内古墳群の解説板
小山市教育委員会による |