【宿西2号墳】
宿西2号墳については資料がなく、詳細は不明である。
2000年度(平成12年)の佐野市遺跡地図には遺跡番号55番に記載されている。
「宿西」とは旧の字名と思われるが、現在は廃止されたようで、読み方も仮に「しゅくにし」としたが、違う可能性もある。
周囲には宿西遺跡〜宿西VIII遺跡まで存在し、一帯は弥生時代の弥生時代中期の共同墓地として有名な「出流原遺跡」の範囲内でもあり、弥生、縄文、古墳時代の遺跡が重複して存在する地域である。
宿西2号墳は国道293号線沿いにあり、現状は墳丘の北側を道路で削られているように見える。
墳頂に露出している石材から、横穴式石室であったと推定される。
東側は一般の方の墓地となっているようで、発掘調査の記録は見つからず、されていないようである。
【宿西古墳群】
古墳群としての資料もなく、「宿西古墳群」が正しいのかも不明。
ただし、佐野市遺跡地図には300mほど南西に「宿西1号墳」が記載されている。(右図参照)
県道175号沿いに所在するが、現状は付近には墳丘らしきものは見当たらない。
道路を建設する際に削平されたというような話を聞いたような気がするが、うろ覚えで資料が見つからず、確定的ではない。
宿西2号墳か他の古墳と混同しているかもしれない。
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