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ふじおかし21ごうこふん(ひらいむら540ごうこふん) / しらいしこふんぐん
藤岡市21号古墳(平井村540号古墳) / 白石古墳群

※写真は全てクリックで拡大します※


白石古墳群・猿田支群

鮎川の西岸に、南北約2キロにわたって展開される群馬県屈指の大古墳群・白石古墳群を構成する4つの支群 の一つ、猿田支群に分類され、猿田古墳群と表記される場合もある。

皇子塚古墳平井地区1号古墳白石稲荷山古墳など稲荷山支群 (毛野国白石丘陵公園)が所在する上位段丘と、猿田川を挟んだ東側に円墳で構成されている。

4つの支群の中では最も狭い範囲内に、猿田埴輪窯跡や古墳がひしめき合っていたが、現状、多くの古墳が削平されてしまい、残存している古墳も、農地などに半壊状態で放置されている状態で、風前の灯である。


白石古墳群分布図
(資料を基に独自に作成したもの)
 



▲南側から

比較的しっかりとした
墳丘が残存している
 


藤岡市21号墳

かつての多野郡平井村に所在し、1935年(昭和10年)の群馬県下の古墳の一斉調査では、平井村540号古墳と採番されている。

群馬県古墳総覧〈2017〉」には、藤岡市21号墳と平井村540号古墳が別の古墳として記載されているが、両者とも「白石1527-3」に所在し、同一の古墳と思われる。

埋葬施設は削平されてしまったようで、不明である。


上記名称とは別に、平井地区〇号墳という名称が付与されているのかもしれないが、「藤岡市遺跡詳細分布調査」が入手できなかったので不明である。


※注※ 古墳名称は写真と資料
等と照らし合わせて、推定したもので、誤りがある可能性もあります。

 


▲北側から

県道173号沿いに所在する。
建物を挟んだ向こう側には
平井村538号古墳
 
史跡指定   所在地 群馬県藤岡市白石1527-3
(多野郡平井村大字白石字猿田甲1527)
所有者:個人?
別名 藤岡市21号古墳
平井村540号古墳 「上毛古墳綜覧〈1938〉」
遺跡番号 古021 「マッピングぐんま」 
アクセス
駐車場

藤岡市の古墳地図
築造年代  
形状 円墳
25尺(約7.5m)
埋葬施設 不明(削平)
出土遺物  
周辺施設  
調査 (測量)昭和58.11.11〜昭和59.1.19
文献 『藤岡市遺跡詳細分布調査(V)-平井地区-』 1984 藤岡市教育委員会、『藤岡市遺跡分布図(2009年版)』 2009 藤岡市教育委員会、『上毛古墳綜覧』 1938 群馬県  

探検日(写真撮影日)  2020年01月29日
最新データ更新日  2019年07月12日

【参考文献】
□「群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編」群馬県教育委員会事務局文化財保護課
□「東国文化副読本 〜古代ぐんまを探検しよう〜」 群馬県文化振興課
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館
群馬の遺跡〈4〉古墳時代1―古墳
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旧写真  

 

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