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すわやまこふん / さまふんぐん
諏訪山古墳 / 佐間古墳群

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佐間古墳群

忍川の右岸の自然堤防上、埼玉古墳群のすぐ西に隣り合うように築かれた古墳群。

多くの古墳が破壊され、現存するのは大日塚古墳諏訪山古墳の2基のみである。

近年の住宅建設などのための発掘調査により、佐間古墳群の北端の大日塚古墳から、南端の諏訪山古墳の間に佐間1号墳〜7号墳までの古墳跡が確認されている。
 

諏訪塚

低い墳丘上に諏訪神社が鎮座しており、円墳と言われているが、規模など、詳細は不明。

明治40年の「北武八志」に「諏訪塚」と記載されていて、高さ一丈(約3m)となっている。

また、周囲に陪冢のようなものが複数あったとされているが消滅したようだ。
 



▲東から

低く平らな墳丘で、一見して
古墳とは分かりにくい

住宅、農地に囲まれており、
東側に細い参道しかない。

神社は大正年間(1573-1593
年)に、忍城の諏訪神社の
下社として建立されたという。

上社の男神が、下社の女神の
所に通うという伝説があるという

 



▲諏訪神社
 

▲諏訪神社の口碑
 
佐間古墳群 一覧表
名称 指定 現状 墳形 主体部 その他
大日塚古墳(No.40諏訪山北遺跡)          
諏訪山古墳(No.45諏訪山遺跡)          
佐間1号墳(No.41遺跡)         1980年発見
佐間2号墳(No.41遺跡)         1980年発見
佐間3号墳(No.41遺跡)         1989年発見
佐間4号墳         1992年発見
佐間5号墳         1992年発見
佐間6号墳         1992年発見
佐間7号墳         1992年発見
所在地 埼玉県行田市佐間3-13
諏訪神社
アクセス
駐車場

駐車場なし 
別名 諏訪古墳、諏訪塚
No.45諏訪山遺跡
史跡指定  
築造年代  
形状 円墳
埋葬施設  
出土遺物  
周辺施設  
調査暦 1977年(昭和52年)8月 発掘調査
1980年(昭和55年) 第1次発掘調査(1号・2号墳)
1989年(平成元年)第2次調査(3号墳)
1992年(平成4年) 第3次調査(4号〜7号墳)
更新履歴

探検日(写真撮影日) 2019年12月15日
最新データ更新日 2020年01月05日

文献 埼玉県古墳詳細分布調査報告書
さいたま古墳めぐり古代ロマンの70基(さきたま双書)
埼玉の古墳 北埼玉・南埼玉・北葛飾 さきたま出版会
埼玉県の歴史 (県史)



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