【内出古墳群】
荒川と赤平川の合流点に近い、通称「大浜地区」に所在する古墳群の一つ。
南側には円墳大塚古墳が有名な中之芝古墳群
、北側に柳瀬古墳群などが所在するため、この付近には「十三塚」と呼ばれることもある。
西側の荒川を挟んだ対岸には小柱氷雨塚古墳などが所在する。
内出古墳群は2020年現在、1号〜4号までの4基が確認されているが、荒川右岸の河岸段丘上で、荒川による侵食が激しい場所にあり、多くの古墳が崩落した可能性も指摘されており、実際、3号墳は1947年の台風により、墳丘の大半が崩落している。
2号墳〜4号墳の3基は1号墳の南側の畑・山林の川に近い場所に所在し、一部残存するらしいが、2020年1月訪問時には時間の関係で未確認。
【薬師堂下古墳】
内出古墳群では1号と編号されているが、墳頂に薬師堂が建立されているため、「薬師堂下古墳」と呼ばれる。
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