【内間木古墳群の中の1基】
内間木古墳群は黒目川左岸の
台地上にあり、黒目川右岸にある
根岸古墳群(4〜6世紀)よりは、
遅い時期の古墳群のようである
八塚古墳(方墳・横穴式石室)、
長塚古墳、峡山古墳(前方後円墳)
円墳(朝霞60〜62墳)などから
構成されており、この他にも
未確認の多数の古墳が存在する
可能性がある
【ハケとは崖のこと】
この古墳は川が武蔵野台地を
浸食してできた『北部河岸段丘』
(崖線という)の上にある
ここから300mほど南東の地点に、
北へ向かう分かれ道があり、
道が2本並んで走っているが、
そのうち、西側(上)の道に進むと、
この古墳、東側(下)に進むと
この崖線をみることができるこのような崖のことを、
武蔵野地方方言で『ハケ』
『ママ』などというそうだ
この付近の「ハケ」「峡」は
ここから来ているようだ
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▲東側から
フェンスが囲まれているが、
特に解説板などはない
▲墳丘上には大きな木の切り株が
複数あり、以前は木に
覆われていたようだ |
▲南東から
フェンスには鍵がかかっていて
中には入れない
元々は前方後円墳だったが、
前方部が削られ、後円部のみ
残存しているとのこと
前方部がどちら側に
あったのかは不明
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