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古墳時代後期（6世紀〜7世紀代）に造られた、直系5m〜10mの群集墳。

現地解説板によると、「1935年(昭和10年)の調査 で21基」の古墳が確認されているとあるが、昭和村のHPでは、「1938年（昭和13年）の調査で17基」とある。

（ちなみに群馬県で県下一斉古墳調査が行われたのは1935年(昭和10年)で、その成果である『上毛古墳綜覧』を刊行したのが1938年（昭和13年）であるので、同じ調査のことを差している可能性もある。）

「マッピングぐんま」には岩下清水古墳群の項には、『上毛古墳綜覧』の久呂保村44号〜60号墳とあり、昭和村のHPの17基のことと思われる。

また、県台帳記載の「川額岩下古墳群」は岩下清水古墳群のことを差しているようである。

「群馬県古墳総覧〈2017〉」には、岩下清水古墳群に含まれると思われる古墳は17基記載されており、上記と重複は3基のみなので、他の14基は新しく確認されたもののようである。

現時点(2019年10月)で確認できたのは、合計して31基となる。（下表参照）

しかし、「群馬県古墳総覧」で村史跡と 記載されているのは、鏡石古墳と無名1号〜12号墳の13基となっており、記載漏れで他の古墳も含まれている可能性もある。