【山名古墳群】
山名古墳群は高崎市街地の南南東約6.5kmに位置する伊勢塚及び原口を中心に分布している古墳時代後期から終末期の群集墳
。
烏川両岸(現在の佐野・山名地区一帯)に築いたヤマト王権の直轄地「佐野三家(屯倉・さののみやけ)」の創設に関わり、山名地域を発展させた集団の墓所と見られている
。
現在、指定地域には18基の古墳が保存されている。
【北群に属する一基】
10号墳は山名古墳群でも、南群に続いて造られた北群に属する。
横穴式石室や埴輪などが確認されている。
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▲南側から
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【古墳でない可能性?】高崎市文化財保護課によると、礫の集積と判明したため、史跡から除外されたという古墳は12号墳(多野八幡41号)ということだったので、12号墳(八幡村39号古墳)ではなく「群馬県古墳総覧〈2017〉に多野郡八幡村41号古墳と記載のこの11号の可能性もある
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