【春日神社古墳?】
川越市砂新田に所在する春日神社社殿の土台となっている小山が、古墳の可能性を指摘されている。
しかし、「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 には記載がなく、調査も行われていないようで、出土遺物の伝えもなく、詳細は不明である。
なお、「埼玉の古墳
北足立・入間 」には旧高階村砂新田の古墳として、吉田神社(春日神社から700m南)が鎮座する塚も、「次兵衛塚」または「シベイ塚」と呼ばれる古墳であると記載している。
川越藩主の家臣であったという吉田次兵衛という人物が葬られたといい、それにまつわる不思議な伝承が「川越の歴史散歩
」にも書かれているが、後付けのようであり、「シベイ塚」が先にあり、その音に当てはめたのかもしれない。
また、北側7、800mには岸町横穴墓群が所在する斜面
が所在し、真西1kmのところには八雲神社古墳が所在する。
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▲南側から
富士塚のように、不自然に急角度の
築山ではなく、古墳の自然な墳丘を
利用したもののように感じられる。
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▲南東の八坂神社単独で所在することに、古墳か
どうかを疑問視をする声もある。
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