【山崎古墳群中の一基】
根本山に所在する3つの古墳群のうちの1つで4基で構成される。
4基一括して、真岡市の史跡に指定されている。
4基の墳形が全て違う(前方後円墳、前方後方墳、円墳、方墳)という珍しいパターンの古墳群。
【古式古墳】
この1号墳は、古い時代に特徴的な墳型である前方後方墳であり、古墳群中、最も古いと思われる。
続いて、方墳の3号墳が付随して、周溝を切る形で西側に造られた。
全長約33mと前方後方墳としては小型で、前方部と後円部の高低差が著しい古式の墳形である。
1982年(昭和57年度)市史編纂事業の一環として、この1号墳と2号墳のみ、発掘調査が行われ
ている。
後方部墳頂、粘土槨に収められた割竹形木棺から副葬品が出土しているが、現在、埋め戻されており、その痕跡は分からない。
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