【飯塚古墳群中の一基
?】詳細は不明だが、飯塚古墳群の範囲の最南部にある(下の地図)
▲飯塚古墳群周辺の遺跡地図
所在地(七面堂)には、古墳を示すような黒点が打たれているので飯塚古墳群に含まれると推定
。
飯塚古墳群は栃木県最大の前方後円墳・摩利支天塚古墳や琵琶塚古墳の西に隣接する
100基を超える群集墳で、
この古墳は中心部の小山市の史跡に指定されている35号墳から700mほど南に下ったところに現在は単独で存在している
飯塚古墳群は墳丘を失っているものが大半なので、以前、近くに古墳があったかは不明。
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▲北西側から
県道18号脇の畑の中に
ぽつんと存在している
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▲県道18号を挟んで西側から一段目に幅広い基壇を持つしもつけ型の古墳にも見える
方形の基壇の上に丸い塚がのっており、上円下方墳に見えないこともないが、下段については、元の形ではなく道路や耕作によって削られ、方形に残されたようにも見える
また、飯塚古墳群は内部主体が地下式で墳丘が低いものも多いので、七面堂を建立する際、盛土するなどの改修を加えている可能性もある
であれば、そもそもの墳丘が一段目で、二段目を新たに築いた可能性もある
そもそも、古墳ではなく、新たに塚を築いた可能性もなくはない
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