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ひらいむら538ごうこふん / しらいしこふんぐん
平井村538号古墳 / 白石古墳群

※写真は全てクリックで拡大します※


白石古墳群・猿田支群

鮎川の西岸に、南北約2キロにわたって展開される群馬県屈指の大古墳群・白石古墳群を構成する4つの支群 の一つ、猿田支群に分類され、猿田古墳群と表記される場合もある。

皇子塚古墳平井地区1号古墳白石稲荷山古墳など稲荷山支群 (毛野国白石丘陵公園)が所在する上位段丘と、猿田川を挟んだ東側に円墳で構成されている。

4つの支群の中では最も狭い範囲内に、猿田埴輪窯跡や古墳がひしめき合ってい たが、現状、多くの古墳が削平されてしまい、残存している古墳も、農地などに半壊状態で放置されている状態で、風前の灯である。
 


白石古墳群分布図
(資料を基に独自に作成したもの)
 



▲西側(県道)から

時間の都合で近づかなったが
商業施設がこの古墳を避ける
ようにして建てられている。

施設を建設する時に古墳を
削平しなかったのは、所有者が
古墳を大事にし、今後も守って
いく意思があるからなのか?
 

建物を挟んで北側に
藤岡市21号古墳(平井村540号)

右側の農地には推定・
藤岡市25号、26号、27号古墳

また、手前側の農地には、かつて
鍋塚古墳(平井村536号古墳)
所在していた(消滅)と思われる
 


平井村538号古墳

かつての多野郡平井村に所在し、1935年(昭和10年)の群馬県下の古墳の一斉調査では、平井村538号古墳と採番されている。


平井村537号古墳が隣り合っていたらしいので、もしかしたら537号墳の方かもしれない。


上記名称とは別に、平井地区〇号墳という名称が付与されているのかもしれないが、「藤岡市遺跡詳細分布調査」が入手できなかったので不明である。

※注※ 古墳名称は写真と資料
等と照らし合わせて、推定したもので、誤りがある可能性もあります。

 

史跡指定   所在地 群馬県藤岡市白石1541
(多野郡平井村大字白石字猿田1541)
所有者:個人?
別名 藤岡市24号古墳?
平井村538号古墳 「上毛古墳綜覧〈1938〉」
遺跡番号 古024 「マッピングぐんま」 
アクセス
駐車場

藤岡市の古墳地図
築造年代  
形状 円墳
35尺(10.5m)
埋葬施設  
出土遺物  
周辺施設  
調査 (有)
文献 『上毛古墳綜覧』 1938 群馬県  

探検日(写真撮影日)  2020年01月29日
最新データ更新日  2019年07月12日

【参考文献】
□「群馬県古墳総覧〈2017〉本文・一覧表編/古墳分布図編」群馬県教育委員会事務局文化財保護課
□「東国文化副読本 〜古代ぐんまを探検しよう〜」 群馬県文化振興課
□「古墳めぐりハンドブック」群馬県立博物館
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旧写真  

 

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